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張本智和、3-4大激戦だった中国世界王者とのスポーツマンシップに称賛 国際実況「尊敬以上のもの」「オツカレサマデシタ」

THE ANSWER / 2024年8月2日 9時13分

男子シングルス準々決勝で大接戦を繰り広げた張本智和【写真:ロイター】

■パリ五輪・男子シングルス準々決勝

 パリ五輪は1日、卓球男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク9位の張本智和が23年世界王者の同4位・樊振東(中国)と対戦。フルゲームの熱戦となったが、3-4で惜敗した。金メダル候補と大接戦を終えた後、スポーツマンシップ溢れる交流に海外実況も「このハグはリスペクト以上のものだ」と注目した。

 第1ゲーム(G)、張本が驚きを与えた。1-1から、元世界No.1の樊振東を圧倒。驚きの9連続ポイントを奪い、11-2で幸先のいいスタートを切った。第2Gは接戦となったが、ここも張本が勝負強さを発揮。11-9で連取した。しかし樊振東もさすがのプレーで第3G、第4Gを奪い返した。

 取れば王手の第5G、張本は出だしから4連続ポイント。その後も優位に進めて11-4で取った。快挙がかかった第6Gは7-11で落とし、運命のファイナルゲームに突入。張本は4-6から一時は逆転したが、最後は相手の底力に屈した。

 激闘を演じた2人は、固く握手とハグを交わし、健闘をたたえ合った。国際中継の英語実況も「スポーツマンシップ溢れる握手。このハグはリスペクト以上のものだ」と注目。「素晴らしいマッチだった」と称賛し、日本語で「オツカレサマデシタ(お疲れさまでした)」と張本を労った。「彼は全てを出し切りました。彼は間違いなく今後どの五輪でも戻ってくるでしょう」と今後の成長にも期待していた。(THE ANSWER編集部)

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