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張本智和戦で敗戦ちらついた中国世界王者が脱帽「ずっと重圧かけられた」 3-4大接戦もあと一歩

THE ANSWER / 2024年8月2日 2時55分

男子シングルス準々決勝で大接戦を繰り広げた張本智和【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は1日、卓球男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク9位の張本智和が23年世界王者の同4位・樊振東(中国)と対戦。フルゲームの熱戦となったが、3-4で惜敗した。追い詰められた金メダル候補の樊振東は、張本に「ずっとプレッシャーをかけられていた」と苦しい戦いを振り返っている。

 第1ゲーム(G)、張本が驚きを与えた。1-1から、元世界No.1の樊振東を圧倒。驚きの9連続ポイントを奪い、11-2で幸先のいいスタートを切った。第2Gは接戦となったが、ここも張本が勝負強さを発揮。11-9で連取した。しかし樊振東もさすがのプレーで第3G、第4Gを奪い返した。

 取れば王手の第5G、張本は出だしから4連続ポイント。その後も優位に進めて11-4で取った。快挙がかかった第6Gは7-11で落とし、運命のファイナルゲームに突入。張本は4-6から一時は逆転したが、最後は相手の底力に屈した。

 中国メディア「ジーボーバ」は、熱戦を演じた樊振東の試合後コメントを紹介。「対戦相手(張本)が今日、とても素晴らしいプレーをしていて、ずっとプレッシャーをかけられていた」と語った。張本を称えながらも「ただ、私も試合中、ずっと意志をしっかりと持って、負けることはまったく考えずに1ポイント、1ポイント、1球、1球に集中していた。サーブにしても、レシーブにしても、強い気持ちで力を尽くした」と粘り勝ちした自身の勝利に安堵している様子だった。

 張本は2022年の世界卓球団体戦、中国との準決勝で2勝を挙げた。うち1人が樊振東。日本は当時2-3で敗れたものの、活躍は卓球王国にショックを与えていた。(THE ANSWER編集部)

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