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もう一人の性別騒動女子ボクサーの登場に広がる懸念 今日初戦「もうやめてくれ」「彼女の安全を願う」

THE ANSWER / 2024年8月2日 15時33分

女子57キロ級に出場予定のリン・ユーチン【写真:Getty Images】

■パリ五輪・ボクシング女子

 パリ五輪のボクシング女子競技で性別騒動のボクサーが勝利を収めたことへの波紋が広がる中、今大会にエントリーしているもう一人の女子ボクサーに対する懸念も上がっている。2日午後3時30分(日本時間同日午後10時30分)に行われる女子57キロ級1回戦で、過去に性別適格性検査に不合格となった選手が出場予定。X(旧ツイッター)上の海外ファンからは「もうやめてくれ」「彼女の安全を願う」といった声が上がっている。

 1日に行われた女子66キロ級でイマネ・ケリフ(アルジェリア)と対戦したアンジェラ・カリニ(イタリア)は序盤から強打を浴び、納得いかない様子で開始46秒で棄権。キャンバスに膝をついて号泣した。ケリフは国際ボクシング協会(IBA)主催の昨年の世界選手権でDNA検査を実施した際、XY染色体を持っていることが証明されたとして出場権を剥奪されていた経緯もあり、波紋は大きく広がっていた。

 2日には同様の措置が過去にとられたリン・ユーチン(台湾)も、今大会のリングに上がる。X上の海外ファンは対戦相手のシトラ・トゥルディベコワ(ウズベキスタン)を心配。「今日起きたシーンが忌まわしいと思わなかった? しかも、まだ終わっていない」「五輪で男性が女性を殴るのはもうやめてくれ!」「シトラ・トゥルディベコワの安全を願う」「ルール破りのリン・ユーチンが女性への暴力に関わろうとしている」「これが一体どうして道理にかなっているわけ?」といった懸念が広がっている。(THE ANSWER編集部)

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