「凄ぇ…誰やねん、このコース設計したの」 襲った魔の18番、松山英樹の第1打着弾地点にネット唖然

パリ五輪に男子ゴルフ2日目、首位タイの11アンダーでホールアウトした松山英樹【写真：ロイター】

■パリ五輪

　パリ五輪は2日、男子ゴルフの2日目がル・ゴルフナショナル（7174ヤード、パー71）で行われ、単独首位で出た松山英樹は7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68をマーク。首位タイの11アンダーでホールアウトした。痛恨だったのは“魔の18番ホール”のダブルボギー。ティーショットで深いラフにできた穴のような箇所に打ち込んだものの、最後は距離あるパットを沈め、安堵の表情を浮かべた。

　2日目も快進撃を続けた松山。落とし穴は最後に待っていた。単独首位で迎えた18番ホール。ティーショットを右に曲げてしまう。すぐにはボールが見つけられないほどの深いラフからのショットを余儀なくされることに。よく見ると、ラフにできたくぼみのような場所にボールが止まっていた。

　第3打でもフェアウェーにはリカバリーできず、ラフからの第4打はグリーンにわずかに届かず手前の池に落としてしまった。打ち直しの第6打はピンまで2メートルと寄せきれなかったが、なんとかこのパットを沈めてダブルボギーでフィニッシュ。頬を膨らませ、安堵の表情を浮かべた。

　X上では「これぞドラマティック」「いや、ラフ深すぎる」「今日はラフに入ったり、まさかの池ポチャまで…でもあれをダボで抑えるのはさすがだー！」「最終ホールで深～いラフ＆池に入れるトラブルがありながら、ナイスダブルボギー！」「ナイスダブルボギー！　あのラフ中のラフからの池ぽちゃ、ダボは無理かと思った！」「パリ五輪ラウンド2の18番ホール凄ぇ…誰やねん、このコース設計したのは」などの声が上がっていた。

　松山は11アンダーでザンダー・シャウフェレ（米国）、トミー・フリートウッド（英国）と並んでいる。（THE ANSWER編集部）