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競泳ドーピング疑惑に「なぜ中国が速いと疑問持たれるのか」 銅メダリストが海外記者に強い口調で逆質問

THE ANSWER / 2024年8月3日 7時33分

女子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した張雨霏【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪の競泳男子100メートル自由形では、中国の19歳・潘展楽が46秒40の世界新記録をマーク。金メダルを掴んだ。一方、海外では中国に対してドーピングの疑惑を向ける報道もある。そんな中、女子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した張雨霏が、海外記者の質問に「どうしてフェルプスやレデッキーなどに疑問を持つ人がいなかったのか」と語ったことが母国メディアに伝えられている。

 中国メディア「澎湃新聞」は、張雨霏が会見でオーストラリアの記者から受けた質問に「強い言葉で対応せざるを得なかった」と伝えている。オーストラリアの記者は、潘展楽が叩き出した世界記録について多くの海外メディアが「達成不可能なタイムだ」と考えていると主張。張雨霏に対し、潘展楽のパフォーマンスについて尋ねたという。

 張雨霏は「潘展楽は今回のタイムを出すまでに、すでに何度も47秒を切っていたし、私たちも彼が安定的にタイムを伸ばしているのを見ていた。潘展楽は47.5秒から突然46.4秒を出したワケではない」とコメント。絶えず行われるドーピング検査をこなした上でこの記録を出したとも説明した。

「パリ五輪に参加する前には、潘展楽も私たちチームメイトも皆、絶えずドーピング検査を受けていた。具体的に何回になったのかについては全く分からない。そのうえ、選手村でのこの1週間の間にも、ドーピング検査が途絶えたことはなかった」

 こう強調した張雨霏は、海外メディアに対し「なぜ中国の選手は速く泳いだときに疑問を持たれなければならないのか。どうしてこれまでにマイケル・フェルプスが8つの金メダルを獲ったときに誰も疑問を呈さなかったのか。ケイティ・レデッキーが2012年から2024年まで、長距離でトップを占め続け、常に金メダルを獲っていたのに、なぜ誰も彼女に疑問を抱かなかったのか」と逆に質問したという。(THE ANSWER編集部)

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