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柔道は銀メダルでも謝罪、同じ「お家芸」内村航平の言葉にX感銘「代弁して泣きそう」「さすが」

THE ANSWER / 2024年8月4日 2時42分

フランス戦で2敗した柔道日本代表の斉藤立(白)【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は3日、混合団体決勝で日本が前回王者フランスに3勝4敗で屈し、銀メダルを獲得した。決められた階級区分内なら、どの階級の選手を送り出していい団体戦。3勝3敗で決着がつかず第7試合の代表戦にもつれたが、及ばなかった。試合を終えた斉藤立、阿部一二三がインタビューで謝罪を口にし、体操金メダリストの内村航平氏は日本のファンに対し「銀メダルでもいんだよ、よく頑張ったよ、と言ってほしい」と呼びかけた。

 日本は第1試合の村尾三四郎、第2試合の高山莉加が勝利。第3試合で斉藤が100キロ超級の絶対王者リネールに、延長3分4秒に豪快な内股で屈した。第4試合で角田夏実が伝家の宝刀・巴投げで一本勝ち。金メダルに王手をかけた第5試合には阿部を送り出したが、1階級上の相手に最後は一本負けした。第6試合は高市未来が敗れ、3勝3敗の大接戦となった。

 第7試合はコンピューターによるルーレット方式で男子90キロ超級に決定。再び斉藤がリネールと相まみえた。6分を超える死闘。両者指導2つをもらい、最後は斉藤が投げられて2大会連続銀メダルに終わった。

 中継インタビューでは斉藤は「すみませんでした」と第一声。「きょう勝たないといつ勝つんだという場面で勝てなくて、本当に顔向けできないです」と号泣した。阿部も第一声で「本当に日本の皆さんに……すみませんという気持ちで」「本当に悔しい気持ちでいっぱいです」と涙を拭った。

 謝罪が相次いだ日本の選手に対し、NHKのアスリートナビゲーターを務める内村氏は「見ていてすごくおもしろかったし、よく頑張ったと思います」とコメント。体操と柔道という競技の違いはあるが「同じお家芸として、僕も多分団体で銀メダルだったら『すみませんでした』って言ってきたと思います」と重圧のかかる選手たちの心中を慮った。

 そのうえで「でも、選手たちにはそういう思いをしてほしくないので、日本の皆さんが『銀メダルでもいいんだよ、よく頑張ったよ』と言ってほしい。それだけで選手は心が救われると思う。是非そういう言葉をかけてほしい」と国民に願った。X上では「選手に寄り添いつつ、国民の気持ちも代弁してくれていて泣きそうになる」「内村航平のコメント、さすがだよ」「いつも本当に胸に届く」などと話題になっていた。(THE ANSWER編集部)

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