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「努力と諦めない気持ちを称賛」 早田ひな銅メダルに卓球王国・中国も感動「座り込んで大泣き」

THE ANSWER / 2024年8月4日 4時30分

卓球の女子シングルス3位決定戦でシン・ユビンに勝利した早田ひな【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は3日、卓球の女子シングルス3位決定戦が行われ、早田ひなが4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)でシン・ユビン(韓国)に勝利した。日本シングルス史上3人目の銅メダルを獲得。試合後は座り込んで泣き崩れたが、ライバル中国のメディアも「多くのファンが彼女の努力と決して諦めない気持ちを称えている」と感動している。

 最後のポイントを取ると、嬉しい銅メダルに早田はその場にしゃがみ込んで涙。激闘を繰り広げた相手のシン・ユビンは、早田の方に歩み寄るとハグで祝福した。笑顔で言葉を交わし、爽やかなスポーツマンシップを見せていた。

 中国メディア「卓球ネット」は「日本の早田ひな、女子シングルスで銅メダル獲得。座り込んで大泣き」との見出しで記事を掲載。日本でも感動を呼んだが、「感激のあまり床に座り込んで大泣きし、そのシーンが瞬く間に検索ランキング上位となった」と中国でもバズっていたという。

 左腕にテーピングを巻き、痛み止めを打って出場。記事では「早田のパリ五輪は決して順風満帆なものではない。8月2日の準決勝では0-4で中国の孫頴莎に惨敗し、コートで涙を流した」と説明し、「敗戦にもめげず、今日の3位決定戦には全力で臨み、最終的に銅メダルを手にした」と称えた。さらにこう続けている。

「試合後の早田の感情の爆発はネットで大きな話題となり、多くのファンが彼女の努力と決して諦めない気持ちを称え、彼女の銅メダル獲得を喜んだ」「早田ひなのパリ五輪女子卓球シングルスの試合におけるパフォーマンスは、間違いなく彼女の卓球人生の中で大きな意味を持つものとなるだろう。彼女は技術面の力だけではなく、困難を前にしたときに諦めない粘り強さを示した」

 卓球王国の涙を誘う奮闘だったようだ。(THE ANSWER編集部)

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