サニブラウン、100m決勝に0秒03届かず敗退 9秒96自己ベスト更新も4着、世界との差「身に沁みた」
THE ANSWER / 2024年8月5日 3時25分
■パリ五輪
パリ五輪は4日、陸上男子100メートル準決勝が行われ、サニブラウン・ハキームが自己ベスト9秒96(追い風0.5メートル)で3組4着だった。準決勝は9人ずつの3組に分かれ、各組上位2人と次にタイムの速い2人の計8人が決勝進出。サニブラウンは日本人92年ぶりの決勝進出が懸かっていた。
サニブラウンは自分のレーンだけを真っすぐに見つめた。最終3組に登場。決勝進出には2着に入らなければ、日本記録9秒95を上回る9秒93がカットラインというハイレベルな条件となった。ピストル音とともに勢いよくスタート。中盤まで先行したが、終盤でかわされた。突破ラインに0秒03届かず。場内モニターで結果を知った瞬間、頭を抱えて悔しさを露わにした。
中継インタビューでは「調子がよかったので、全部出し切る勢いでスタートしたけど、最後まとまり切らなかったのが失速した理由」と吐露。世界との差について「縮まっているけど、世界の皆さんもどんどん先に行く。ちょっとずつ追いつくだけじゃ足りないなと身に沁みて感じました」と汗を拭った。3日の予選は五輪の日本人歴代最速の10秒02(無風)で組2着。日本人唯一の準決勝進出を決めていた。
自己記録9秒97を持つ25歳のサニブラウンは、五輪初出場となった2021年東京大会は200メートルで予選敗退。しかし、22年オレゴン世界陸上は日本人初となる100メートル決勝進出を果たした。五輪を含めた世界大会では1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳氏以来、90年ぶりの快挙。決勝で7位入賞し、23年ブダペスト世界陸上でも6位に入った。
五輪では吉岡氏以来の決勝進出が懸かっていたサニブラウン。日本記録は山縣亮太の持つ9秒95だった。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
100m五輪準決は史上No.1レベル 9秒台で敗退は初と世界陸連発表、サニブラウンは0秒03届かず
THE ANSWER / 2024年8月5日 3時50分
-
男子100m サニブラウン9秒96も準決勝で敗退...自己ベストの力走も日本勢92年ぶりの決勝進出叶わず【パリ五輪・陸上】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月5日 3時47分
-
サニブラウン、男子100m決勝まで0秒03届かず 世界との差「身に沁みて感じた」自己ベスト9秒96も4着で無念
THE ANSWER / 2024年8月5日 3時35分
-
【陸上】サニブラウンは100m決勝進出ならず “9秒96”の自己ベストも悔しい表情「ちょっとずつ追いつくだけでは足りない」
日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 3時28分
-
サニブラウン、100m余裕の組2着で準決勝進出 五輪日本人最高10秒02「まずまず良い感じ」最後は横を見る
THE ANSWER / 2024年8月3日 19時23分
ランキング
-
1【柔道】阿部一二三が負けた〝タックル技〟が波紋「レスリングですか?ラグビーですか?」
東スポWEB / 2024年8月4日 17時5分
-
2【バスケ女子】日本3連敗で終戦…ベルギーに大敗で1次L敗退、エブリン、宮崎、町田ら悔し涙
スポニチアネックス / 2024年8月4日 19時45分
-
3バレー女子 日本は2大会連続1次リーグ敗退決定 米国がフランスか1セット奪取…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月4日 20時33分
-
4日本での五輪開催「近い将来、また...」とIOC統括部長 ネット総スカン「疑惑判定のあれこれのすぐ後に言う?」
J-CASTニュース / 2024年8月4日 15時8分
-
5「シダマツ」歓喜の銅メダルの夜は「洗濯して、シャワーを浴びて…」2人で食べた“祝い飯”は何と…
スポニチアネックス / 2024年8月4日 19時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)