ビーチバレーでまるで異なる水着の露出度 増えるユニ選択肢…変更への揶揄に「性差別主義者」の批判も
THE ANSWER / 2024年8月5日 16時49分
■前半戦が終了したパリ五輪を振り返る
26日(日本時間27日)に開幕し、連日熱戦が繰り広げられるパリ五輪も前半戦が終了。ここでは大会序盤に盛り上がった話題を振り返る。今回は女性アスリートのユニホーム選択。近年は性的意図を持った撮影などから守るため、ユニホームの選択肢が多様になっており、パリ五輪はそれを象徴する大会になっている。
ビーチバレーで今大会から変更されたのが、レギンス着用。これまでビキニの着用が義務付けられ、露出度の高さが規定されていた。しかし、今大会から足首まで隠れるレギンスの着用がOKに。実際に着用してプレーした選手も目立った。ただ、英紙「デイリーメール」によると、この変更に不満を上げる視聴者がおり、SNS上では「性差別主義者」「変態」などとレッテルを張られ、批判を呼ぶことになっているという。
一方で、1日に行われた1次リーグA組のスペイン―エジプト戦は極端な露出度の差が話題に。上下セパレートのビキニでプレーするスペインに対し、エジプトは黒のウェアで全身を覆っている。頭部もヒジャブで多い、露出しているのは顔と両手、両足だけ。
国の文化的背景もあるが、対照的な両者がネットを挟み、互いにジャンプする瞬間をロシアメディア「Sports.ru」が紹介した。しかし、この試合後に思わぬ騒動も。フランスは今大会出場する自国の選手に世俗主義の原則のもと、ヒジャブの着用を禁止。この方針を受け、エジプトの選手は「あらゆる文化や宗教の違いをリスペクトしてほしい。誰も着る物について指図することなんてできません。ここは自由の国。当然、誰もがしたいことをすべきです」と反発したという。
近年のスポーツ界は女子アスリートのユニホームの選択肢が増えている。最も有名な変化といえば、女子体操のドイツ代表。2021年東京五輪では、性的な視線で見られることへの抗議の意図も込め、レオタードではなく足首まで隠れる「ユニタード」を着用して話題に。日本でも今大会はミズノ社が下着が透けない機能を搭載したユニホームを開発。バレーボール、卓球などの選手が着用しており、女性アスリートが何を着るか、さまざまな形で議論が深まっている。(THE ANSWER編集部)
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