バレー日本、涙をさらに誘った試合後の光景 指揮官の顔は紅潮、X「涙腺ブッ壊れ」「胸が苦しい」

イタリアに敗戦したバレー男子日本代表【写真：ロイター】

■パリ五輪

　パリ五輪は5日、男子バレーボールの準々決勝が行われた。世界ランキング6位の日本が、同2位のイタリアと対戦。2-3（25-20、25-23、25-27、24-26、15-17）で逆転負けを喫し、1976年のモントリオール五輪以来、48年ぶりの準決勝進出はならなかった。試合後、日本代表メンバーがフィリップ・ブラン監督に感謝の行動。日本ファンの涙を誘っていた。

　あと一歩及ばなかった試合後、ブラン監督を代表メンバーが囲んだ。全員で胴上げだ。持ち上げられ、宙を舞う。拍手を浴びて指揮官の顔は紅潮し、涙も見えた。

　実際のシーンを目撃したX上のファンは「監督の目にも涙……」「観客の人たちが見守ってるのも感動」「このチームでメダル取れなかったのほんとうに悔しい」「涙腺ブッ壊れだよ……」「胸が苦しい」「ブラン監督ずっといて欲しかった」「あかんこれみて泣いた」などと反応。劇的な試合で感動させたが、さらに涙を誘っていた。

　ブラン監督は試合後の中継インタビューで「非常に残念。取れそうなところで取れなかった」とコメント。「日本チームを率いるのは最後になるので寂しい気持ち」と退任も明言した。「準決勝、上のレベルを目標にしてきた。叶わなかったのは悔しいが、いいチーム作りができた。今までやってきたことは誇りに思う」と話した。（THE ANSWER編集部）