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体操女子で“1cmの誤審”を伝説コマネチが主張 母国後輩がメダル失い「踵は出てもいないわ」

THE ANSWER / 2024年8月7日 0時0分

種目別床決勝に出場したサブリナ・マネカボイネア【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪の体操女子で生まれた採点にレジェンド選手が異議を唱えた。5日の種目別床決勝でサブリナ・マネカボイネア(ルーマニア)が5位に。一方、五輪金メダリストで同国レジェンドのナディア・コマネチさんが「踵は出てもいないわ」と“誤審”を指摘している。

 床運動の演技途中。正方形の枠内で技を披露していく中、マネカボイネアは90度になったコーナーのぎりぎりまで寄った。つま先をつき、くるりと回転。踵は1センチほど枠内に収まっていたようだ。

 しかし、62歳になった体操界のレジェンド、コマネチさんは床運動の採点に異議を唱えた。ルールではラインオーバーは減点。76年モントリオール五輪で3つ、80年モスクワ五輪で2つの金メダルを獲得した伝説の女王は、インスタグラムに動画付きで「踵はマットについていない…出てもいないわ…」と減点対象ではなかったと主張している。

 マネカボイネアは0.1点の減点を受け、13.700点の5位。減点がなければ13.766点のジョーダン・チャイルズ(米国)を上回り、銅メダルだった。(THE ANSWER編集部)

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