五輪公式が拡散したスケボー女子の清々しい文化を世界絶賛 勝敗を超えた「素晴らしいスポーツマンシップ！」

スケートボード女子パークで銀メダルを獲得した開心那（左）と金メダルを獲得したアリサ・トルー【写真：ロイター】

■パリ五輪・スケートボード

　パリ五輪は6日、スケートボード女子パーク決勝が行われ、世界ランク1位で東京五輪銀メダリストの15歳・開心那が銀メダルを手にした。14歳アリサ・トルー（オーストラリア）が金メダル、16歳スカイ・ブラウン（英国）が銅メダル。決着直後から互いを称え合うスポーツマンシップを五輪公式SNSが世界に拡散すると、ファンも感動。「とても素敵」「ワンチーム」といった反響が寄せられている。

　開は1本目に91.98点をマークし、攻め続けた3本目は92.63点の高得点で銀メダル。トップの14歳アリサ・トルーの93.18点には及ばなかったが、得点発表直後から選手たちは互いに抱き合い、健闘を称え合った。順位を争うライバルであっても、仲良く相手を尊重するスケボー文化が垣間見えた瞬間だった。

　五輪公式インスタグラムは「#東京2020から#パリ2024へ。女子スケートボード・パーク決勝は、真のチャンピオンはお互いを高め合うということを教えてくれた#オリンピック#スポーツを超えて」とつづり、表彰台に3人が並んだ姿や競技後に称え合う選手の写真などを公開。トルーがハートマークの絵文字で反応すると、オーストラリア人F1レーサーのオスカー・ピアストリも拍手の絵文字で称えた。

　海外ファンもからも絶賛の嵐。「見ていてとても素敵だった！　クイーンたちがお互いをサポートして。素晴らしいスポーツマンシップ！」「ワンチーム」「素晴らしい決勝だった！　ガールズ、おめでとう！」「この子たちから溢れる喜びとスポーツマンシップが大好き。見ていて素晴らしいと思った」「偉大は3人みんなが日本のDNAを持っている！　おめでとう！」「ポジティブさに溢れるイベント」といった反響が寄せられている。（THE ANSWER編集部）