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不可解判定続くフランスで「私は怒っている」 大逆転負けに不満爆発のセルビア監督「奇妙なことが起きた」

THE ANSWER / 2024年8月10日 4時13分

男子バスケットボールセルビア代表のスベチスラフ・ペシッチ監督【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は8日、バスケットボール男子準決勝が行われ、米国が95-91でセルビアに勝利。2大会連続となる決勝戦進出を決めた。第3クォーター(Q)まで13点差でリードしていたセルビアは無念の逆転負け。スベチスラフ・ペシッチ監督は「私は怒っている」と審判の判定に不満を爆発させた。

 5連覇を目指す絶対王者・米国と手に汗握る熱戦を演じた。セルビアは序盤から主導権を握り、前半終了時点で54-43と11点リード。後半も最大17点差をつけるなど優位に進め、40分間のうち35分12秒でリードを保った。しかし、残り2分で逆転を許し、残り8.2秒で2点差。ここでファウルをとられてフリースローを与え、91-95で逃げ切られた。

 リトアニアの専門メディア「バスケットニュース」はペシッチ監督のコメントを紹介。「セルビアには、敗者は誰でも怒る権利を持つという言葉がある。私は怒っている。私たちが審判から重んじられなかったからだ」と判定に不満を爆発させた。NBA3度のMVPを誇るニコラ・ヨキッチや、チーム最多の20得点を挙げた主将のボクダン・ボクダノビッチがファウルを得られなかったことに触れた。

「世界最高の選手(ヨキッチ)が37分間で4つしかフリースローを打っていない。うちの最高のスコアラー(ボクダノビッチ)が32分プレーして1本しかフリースローを打っていない。これは何か奇妙なことが起こっているということだ。彼ら(米国)の勝利を貶めたくはない。彼らの幸運を祈っている。しかし、今日は奇妙なことが起こった」

 ペシッチ監督は続けて「私たちはバスケットの国としてではなく、チームとしてリスペクトを得られなかった」と強調。「静かにしていれば、戦って、自分に喝を入れ続けられていれば、審判が報いてくれると選手たちには常に伝えてきた。私たちは今夜それを得られなかった。それがこの壮大な試合の結末だった」と無念そうに振り返った。

 今大会は7月30日の1次リーグ日本―フランス戦で、微妙な判定が賛否を呼んだほか、今月6日のフランス―カナダ戦でも敗れたカナダのジョルディ・フェルナンデス監督が「まだ不満が残っているよ。彼ら(審判)の説明の多くは筋が通っていないからだ」と語るなど、判定を巡って海外でも議論が沸き起こっている。(THE ANSWER編集部)

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