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マラソン前田穂南のパリ五輪欠場、陸連の対応に川内優輝「日付や経過を発表したのは誠実」「元補欠としては…」

THE ANSWER / 2024年8月10日 19時54分

前田穂南(写真は2021年撮影)【写真:Getty Images】

■パリ五輪

 日本陸上連盟は10日、パリ五輪女子マラソンに出場予定だった日本記録保持者・前田穂南(天満屋)が右大腿骨疲労骨折のため欠場すると発表した。昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で男子4位に入った川内優輝は、補欠の制度に思いがあることを記しつつ、「発表しなくてもよい日付や経過をしっかりと発表したことは誠実な対応だと思います」と陸連の対応を評価している。

 陸連の発表によると、前田は7月31日の練習において右大腿部付け根付近に張りを感じたが、強い痛みでなかったため、調整しながら本番に向けた練習を行っていた。チームドクターに連絡をとりながらの練習を行い、診察や画像検査は選手村入村のタイミングで行うことに。8月6日、チームドクターの診断、レントゲン検査、8月7日にエコー検査を実施したが、大きな所見は確認されなかったため、引き続き様子を見ながら調整練習を行ったという。

 しかし、その後も症状が改善されないことから、8月9日にMRI検査。大腿骨近位に信号変化が認められ、右大腿骨疲労骨折と診断された。発表では「チーム、コーチ、選手と話し合い、この状態でマラソンに出場することは今後の選手生命にも関わる重大な問題であるため、本連盟として欠場を判断いたしました」と説明されている。

 なお、補欠解除指定日(8月2日)時点では、前田は本番に向けて調整練習を行っていたこともあり、8月2日に補欠解除。そのため、補欠選手との入れ替えはないという。

 川内はXを更新。「元補欠としては今回のニュースを見て、マラソンの補欠という制度について色々と思うところはあります」と、補欠制度に対して言及。一方で「しかし、陸連のリリースで、発表しなくてもよい日付や経過をしっかりと発表したことは誠実な対応だと思います」と、細かに発表された内容については評価していた。(THE ANSWER編集部)

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