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体操女子床で銅→5位の順位入れ替え 競技5日後に4位選手の訴え承認、CAS&国際連盟が正式発表

THE ANSWER / 2024年8月11日 5時54分

種目別床で銅メダルを喜んでいたジョーダン・チャイルズ、5日後に5位になった【写真:ロイター】

■パリ五輪

 国際体操連盟(FIG)は10日(日本時間11日)、5日に行われたパリ五輪体操女子の種目別床決勝の順位を入れ替えることを発表した。当日はアナ・バルボス(ルーマニア)が一度は銅メダルを喜んだものの、5位だったジョーダン・チャイルズ(米国)が採点見直しの要求で3位に。しかし、見直し要求までの時間が規定の1分を超えており、ルーマニアが申し立てた異議がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に認められた。これを受け、FIGが順位を入れ替えた。

 5日の床決勝、バルボスは一時は銅メダルを獲得し、国旗を掲げて喜んだ。しかし、5位だったチャイルズ側が「インクワイアリー(問い合わせ)」を利用。審判の採点に不満があれば見直しを要求できるシステムによって得点が変わり、チャイルズが銅メダルに。4位に繰り下がったバルボスは涙を流していた。

 しかし、ルーマニア側がCASに異議を申し立て。CASは10日に「ジョーダン・チャイルズを代表したインクワイアリーは1分間の期限が過ぎた後に提出されていた。それにより無効と決定する」とルーマニア側の訴えを認めた。

 これを受けたFIGは10日、公式サイトで「CASの判決を受け、FIGは5日に行われた女子種目別床の最終順位を以下のように変更する」と発表。チャイルズのスコアをインクワイアリー前のものに戻し、バルボスを3位にした。

 この種目ではレベカ・アンドラデ(ブラジル)が金メダル、シモーネ・バイルス(米国)が銀メダル。チャイルズを含め、黒人選手が体操の表彰台を独占するのは男女通じて五輪史上初めてだったが、この記録も幻となった。(THE ANSWER編集部)

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