「やさしい孫さん」 失意の張本美和を慰めた世界1位の贈り物が「これこそ五輪精神」日本＆中国で反響

卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和【写真：ロイター】

■パリ五輪

　パリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和と中国選手の心温まる交流の反響が広がっている。11日の決勝で対戦後、中国の世界ランク1位・孫頴莎が取った行動に日本のファンも「この距離感可愛すぎんか…!!」「これこそまさにオリンピック精神ですね！」と感激している。

　0-3で中国に敗れ、金メダルには届かなかった日本代表。複数の中国メディアによると、試合に敗れた張本に対し、孫が五輪の記念ピンバッジをプレゼントしたという。中国メディアの関係者がSNSにその様子を公開。孫からプレゼントされた張本が柔らかい表情を浮かべている。

　中国メディア「中華網（網易体育）」によると、写真を掲載した関係者は「コートでは相手が泣きそうになるほど激しく戦い、コートの外ではバッジで相手を慰める。女の子の気持ちが一番分かるのはやっぱり女の子」とコメントし、中国のファンからの絶賛が続々と上がっていた。

　スポーツマンシップ溢れる交流がX上でも拡散されると、日本のファンの間で反響が拡大。「本当フレンドリーで微笑ましい」「これこそまさにオリンピック精神ですね！」「この距離感可愛すぎんか…!!」「2人とも素敵です！」「こういうのがスポーツのええところよなあ」「卓球女子はコート外では仲良くていつもほっこり」「やさしい孫さん」「良すぎ」といった声が上がった。（THE ANSWER編集部）