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五輪選手の腕に「あ!」日本発タトゥーが連日話題 名作マンガから彫った名言は「激アツすぎる…」

THE ANSWER / 2024年8月16日 5時23分

カシミール・シュミット【写真:Getty Images】

■パリ五輪終了、大会の名場面を振り返る

 パリ五輪は11日の閉会式で17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回は海外選手たちのタトゥー。日本ではなじみの薄い文化であるが、海外アスリートたちはファッションの一部として趣向を凝らしている。そんな中、日本にまつわるキャラや漢字も発見され、話題になった。

 体操の男子オランダ代表カシミール・シュミットは両腕にさまざまなタトゥーを刻んでいるが、右上腕部には日本の人気ゲーム「スーパーマリオ」シリーズに登場する「キノピオ」、さらにポケットモンスターのキャラクター「ミュウ」もいた。

 米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツ・センター」公式インスタグラムは「オランダ人体操選手カシミール・シュミットのタトゥーがバズり中」と紹介。中継で発見したX上の日本のファンからは「キノピオのタトゥーかわ」「あ! 男子体操のオランダの選手、腕にキノピオのタトゥーがある!!!」「体操選手のキノピオのタトゥーが気になっちゃって」「キノピオ凄い可愛い 他にもポケモンのキャラとかあるし」と反響が寄せられた。

 さらに、バレーボールの男子ブラジル代表ダルラン・ソウザの右腕には日本語で「思い出なんかいらん」の文字が刻まれている。人気バレー漫画の「ハイキュー」に登場する、稲荷崎高校の横断幕に記されていた言葉としてファンの間で有名だ。X上には「めちゃくちゃいいね! 日本の漫画文化で選手が成長するの嬉しい」「アスリートにこれはカッコいいな」「すごい説得力」「激アツすぎる……ハイキュー見て育ったんかなぁ」と驚きの声が上がった。

 外国人が日本語をタトゥーに入れるのは珍しくないが、「なぜこんな日本語を?」と思う選手もスポーツ界にはいる。今大会は出場を逃したが、陸上の女子砲丸投げマギー・ユーウェン(米国)には左手首にひらがなで「だれですか」の文字がある。「『お前は誰なんだ』というマントラ(信念)があるんです。なぜこの競技をやっているのか、なぜここにいるのかを自分自身に言い聞かせ、モチベーションを高めるためなんです」と自問自答するためのきっかけづくりにしている。


(画像は「スポーツ・センター」公式インスタグラムより)

 ファッションを楽しむ感覚やモチベーション作りの一環など、タトゥーをひとつとってみても、さまざまな価値観が浮かび上がる。(THE ANSWER編集部)

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