日本代表で真っ先に2028年ロス五輪へ船出 男子ハンドに新監督就任「次回は8強入り」代表専任で育成・強化も
THE ANSWER / 2024年8月16日 19時52分
■スペイン人のトニー・ジローナ氏の就任を発表
パリ五輪の余韻が残る中、早くも4年後のロサンゼルス五輪に向けての戦いが始まる。日本ハンドボール協会は16日、男子日本代表の新監督にセルビア代表などを率いたスペイン人のトニー・ジローナ氏(51)の就任を発表。22日に代々木第一体育館でパリ・サンジェルマンと対戦する日本代表メンバーも発表した。
ハンドボール男子は36年ぶりにアジア予選を突破してパリ五輪へ出場したが、5戦全敗で1次リーグ敗退。クロアチアやスロベニアと1点差の接戦を演じたものの、目標のベスト8進出はならなかった。
日本協会は五輪を指揮したカルロス・オルテガ監督の後を受けて同じスペイン人のジローナ新監督と4年後を見据えて契約。バルセロナBなど若手の指導でも実績のある同監督に、日本代表だけでなく世代別代表の指導などジュニアからトップまで一貫した育成、強化を託す。
会見に臨んだジローナ氏は「日本チームには可能性がある。五輪に出場したレベルを保ちながら、ロスではベスト8入りを目指したい」。ハンドボールでは前任のオルテガ氏のようにクラブと代表を兼任する監督も少なくないが、ジローナ氏は日本代表専任で「クラブチームと協力関係を作って、選手の強化をしたい」と、所属チームとの連携も強調した。
ジローナ新監督の就任とともに、その初陣となるパリ・サンジェルマン戦のメンバーも発表された。パリ五輪組は玉川裕康(29=ジークスター東京)だけで、司令塔の安平光佑(24=RKバルダル)や藤坂尚輝(22=日体大)らは不参加、大学生が6人選出される若手中心のメンバーとなった。
パリ五輪には団体球技7競技に過去最多の11チームが出場。いずれも、メダル獲得や決勝トーナメント進出など掲げた目標には及ばず。4年後へさらなる強化を目指す。ハンドボール男子「彗星ジャパン」が、真っ先にロサンゼルス五輪へのスタートを切る。(荻島 弘一)(THE ANSWER編集部)
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