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首位・松山英樹の12mロングパットに米ギャラリー興奮 銅メダルから2週間…米ツアー10勝目へ虎視眈々

THE ANSWER / 2024年8月19日 5時38分

フェデックス・セントジュード選手権で首位を走る松山英樹【写真:Getty Images】

■フェデックス・セントジュード選手権

 米男子ゴルフのフェデックス・セントジュード選手権は18日(日本時間19日)、米テネシー州TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で最終日が行われた。2位に5打差の首位から出たパリ五輪銅メダルの松山英樹(LEXUS)は8番パー3でこの日初のバーディーを奪取。約12メートルのロングパットを沈め、ギャラリーから大歓声を浴びた。

 ラインをしっかりと読み切った。7番までパーセーブを続けた松山の8番パー3。ピンまで約12メートルの位置にワンオンさせると、ロングパットを沈め、この日初のバーディーを奪取した。ギャラリーは大興奮。歓声を浴びた松山は淡々とした様子で軽く右手を上げた。

 PGAツアー公式Xは「ストローク・ゲインド:今シーズンのパッティング…136位 ストローク・ゲインド:今週のパッティング…1位」と記し、動画を投稿。松山のパッティングの好調ぶりを伝えた。米ファンからは「ヒデキはただプレーして優勝を勝ち取るだけだ」「1週間で136位から1位になった?!」と驚きの声が寄せられた。

 松山は銅メダルを獲得したパリ五輪後、経由地のロンドンで盗難被害に遭った。PGAツアー公式サイトによると、自身の財布と早藤将太キャディー、黒宮幹仁コーチのパスポートが盗まれたといい、書類手続きのために早藤キャディーと黒宮コーチは日本に帰国せざるを得なかった。今ツアーは急遽、田渕大賀キャディーが代役を担当。緊急事態でも動じずに安定したプレーを続けている。

 12番を終え、通算18アンダー。2位に4打差をつけ首位をキープしている。優勝すると区切りの米ツアー10勝目となる。(THE ANSWER編集部)

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