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松山英樹、米10勝目で生まれた感動シーン 深くお辞儀した急造キャディーを…米注目「優勝の瞬間を共有」

THE ANSWER / 2024年8月19日 15時3分

フェデックス・セントジュード選手権で優勝した松山英樹【写真:ロイター】

■盗難被害の早藤将太キャディーは同行できず

 米男子プロゴルフPGAツアーのプレーオフシリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は18日(日本時間19日)、米テネシー州TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で最終日を行い、松山英樹(LEXUS)が通算17アンダーで優勝した。急造コンビを組み、アジア人初の米ツアー通算10勝目を支えた田渕大賀キャディーと抱擁。米メディアが「優勝後の瞬間を共有」と注目した。

 代役を務めたパートナーを労った。最終18番でバーディーを奪い、優勝を決めた松山は田渕キャディーと固く握手。深くお辞儀した急造の相方を受け止め、ハグを交わした。米テネシー州メンフィス地元紙「コマーシャル・アピール」のウェンデル・シェファード記者がXで映像を公開。「マツヤマが2024年フェデックス・セントジュード選手権の優勝者だ」と記し、感動の瞬間を伝えた。

 この場面は同紙の公式サイトでも「ヒデキ・マツヤマとキャディーのタイガ・タブチが、日曜日にメンフィスで行われたフェデックス・セントジュード選手権で優勝後の瞬間を共有している」と紹介された。

 松山は銅メダルを獲得したパリ五輪後、経由地のロンドンで盗難被害にあった。PGAツアー公式サイトによると、自身の財布と早藤将太キャディー、黒宮幹仁コーチのパスポートが盗まれ、手続きのために早藤キャディーと黒宮コーチは日本に帰国せざるを得なかった。急遽代役を務めることになった田渕キャディーは試合後の中継インタビューで「毎日寝られなかった」と緊張を明かしていた。(THE ANSWER編集部)

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