「2年間出場停止になるべき」 テニス男子世界1位が禁止薬物陽性も出場停止処分なし…“問題児”が一刀両断
THE ANSWER / 2024年8月21日 10時32分
■不正監視機関の発表を疑問視
テニスの不正や違反行為を監視する国際テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)は20日、男子世界ランキング1位のヤニク・シナー(イタリア)が今年3月に禁止薬物について2度の陽性反応を示していたにもかかかわらず、不正はなかったことを発表した。出場停止処分が科されなかったことに対し“問題児”が異議。「2年は出場停止になるべきだ」と主張している。
ITIAによると、今年3月に米インディアナ州で行われたマスターズ大会、BNPパリバ・オープンで実施された2度の検査で、シナーから禁止薬物のクロステボルが低濃度で検出されたという。本来ならただちに暫定的出場停止処分が下されるところだったが、選手側に異議申し立ての権利があり、シナーの申し立てが認められたため、その後の試合にも出場していた。
英紙「ザ・タイムズ」のテニス番、スチュアート・フレイザー記者は自身のX(旧ツイッター)で「ヤニック・シナーは、3月に2度の(薬物)検査で不合格になったことが、理学療法士によるマッサージの汚染物質によるものであったことを法廷が認めたため、薬物での出場禁止処分を免れた。ロンドンの法廷では、世界No.1の彼には“過失や怠慢はない”という裁定が下された」と速報した。
シナーが、クロステボルが含まれる市販のスプレーを使ってマッサージを受けた際に、意図せず皮膚から体内に取り込まれたと認定されたことに疑問を投げかけたのは“問題児”ニック・キリオス(オーストラリア)。自身のXでは「ばかばかしい――偶然であれ計画的であれ。禁止薬物(ステロイド)で2回も検査されるなんて……2年は出場停止になるべきだ。君のパフォーマンスは向上していた。マッサージクリーム…。うーん。ナイスだね」と皮肉を込めた投稿をしている。(THE ANSWER編集部)
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