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大谷翔平が目前の大記録「40-40」の意味 過去5人の激レア記録へ最速ペース、史上初「50-50」も視野

THE ANSWER / 2024年8月23日 6時53分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■パワーとスピードを高いレベルで備える難しさ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、日本人では初となるシーズン「40本塁打、40盗塁」の大記録に迫っている。21日(日本時間22日)の試合を終え、39本塁打&39盗塁まで数字を積み重ねた。長い大リーグの歴史でも、わずか5人しか達成者がいないこの記録は、卓越したパワーとスピードを兼ね備えた選手という証明だ。

 大谷は21日(同22日)に本拠地で行われたマリナーズ戦に「1番・DH」で先発。5回の第3打席で右前打を放ち出塁すると、続くベッツの打席で二盗を成功させ今季39盗塁。すでに39本塁打しており、2部門で節目の「40」へあと1と迫った。

「40-40」を初めて達成したのは1988年のホセ・カンセコ(アスレチックス=42本塁打40盗塁)。本塁打を量産するスラッガーと、盗塁を重ねるスピードは長らく相容れないものだったが、身体能力に優れたアスリート型選手の出現で時代は変わった。

 その後、1996年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ=42本塁打、40盗塁)、1998年のアレックス・ロドリゲス(マリナーズ=42本塁打、46盗塁)、2006年のアルフォンソ・ソリアーノ(ナショナルズ=46本塁打、41盗塁)、そして昨季のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス=41本塁打、73盗塁)の計5人が達成している。

 複数回達成した選手がいないことからも、この記録の希少性が分かる。ソリアーノはヤンキース時代の2002年に39本塁打、41盗塁。ボンズは1997年に40本塁打、37盗塁と近い数字まで迫ったが届かなかった。

 また大谷は、達成までのペースでも群を抜く。過去最速はソリアーノの出場147試合目で、大谷は21日(同22日)のマリナーズ戦で今季125試合目だ。チームは34試合を残しており、前人未到の45本塁打45盗塁、さらに50本塁打50盗塁も目指せる勢いだ。(THE ANSWER編集部)

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