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ハンドボール新リーグで異例“リーグ離れ”発言 「選手が育っていくように…」代表理事が海外挑戦を推奨

THE ANSWER / 2024年8月23日 15時17分

リーグHの会見に出席した中村和哉代表理事、ジークスター東京の部井久アダム勇樹、壹貫田剛史専務理事(左から)【写真:荻島弘一】

■「リーグH」が新たにスタートする日本ハンドボール界

 ハンドボールの新リーグ「リーグH」は23日、新しいロゴとスポーツブランド「ヒュンメル」とのパートナー契約を発表した。都内で行われた会見では、中村和哉代表理事が9月の開幕に向けて「国際交流を通じて、海外に挑戦する選手が増えてほしい」と話した。

 新しいリーグ開幕を前に選手の“リーグ離れ”を推奨するのも異例とも言えるが、中村代表理事は「日本代表やリーグのレベルを上げるためには、選手が海外で経験を積むことは大切」と話し「海外のトップ選手が来てくれるようなリーグにしたい」と続けた。

 男子14チーム、女子11チームによるリーグ戦は男子が9月6日、女子が同7日に開幕。来年6月のプレーオフまでの日程も、欧州などのカレンダーに合わせて海外移籍など交流がしやすくするためのもの。「限られた選手に頼るのではなく、次々と選手が育っていくリーグにしないと」と説明した。

 会見にはジークスター東京のエースでパリ五輪にも出場した部井久アダム勇樹(25)も出席。ゴールデンウルヴス福岡との開幕戦(東京・ひがしんアリーナ)に向けて「新たな歴史を優勝で刻みたい。(開幕戦は)勝ちます」と力強く話していた。(荻島弘一)(THE ANSWER編集部)

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