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五輪銅バド「ワタガシ」が8強敗退 渡辺勇大「一番成長させてくれたパートナー」東野有紗「勇大くんがいなかったらここまで来れなかった」13年組んだペアは今大会で解消

THE ANSWER / 2024年8月23日 17時27分

ダイハツジャパンオープン、準々決勝で敗れた渡辺勇大、東野有紗組【写真:Getty Images】

■ダイハツジャパンオープン

 バドミントンの国際大会・ダイハツジャパンオープンは23日、横浜アリーナで混合ダブルス準々決勝が行われ、パリ五輪で銅メダルを獲得した渡辺勇大、東野有紗組はヤン・ポシュアン、フ・リンファン(台湾)組に9-21、17-21でストレート負けし、敗退した。今大会限りでペア解消を宣言していた2人にとって、これが最後の試合となった。

 前日の2回戦を30分強で勝ち上がっていたワタガシペア。この日は台湾ペアの強打に序盤から押し込まれる展開が続き、渡辺のミスショットもあって相手にポイントを許した。第1セットを9-21で落とし、切り替えて臨んだ2セットも東野に対する強打をしのぎ切れずに、17-21で奪われて終戦の時を迎えた。

 渡辺は16日にインスタグラムを更新し「いつも変わらぬ温かいご支援ご声援をありがとうございます」と挨拶した上で「8/20(火)から行われる『ダイハツジャパンオープン2024』を最後に、ペアを解消することとなりましたのでお知らせいたします」と発表。東野とは中学時代からのペア。続けて「ペアを組んで13年、自分自身を大きく成長させてくれた13年でした。勝ち負けも喜びも悲しみもバドミントンコートで起きた全てを共にしてきました。感謝しかありません。感謝してもしきれません」と記していた。

 試合後の中継インタビューで渡辺は東野に対し「間違いなく一番成長させてくれたパートナーでした。長い間やってこれて幸せでした」と感謝。東野は「勇大くんがいなかったらここまで来れなかったと思いますし、最後、あまりうまくいかないゲームで終わってしまったことが悔しい」と残念がった。

 思い出の試合を聞かれた渡辺は「優勝した時の大会は印象に残っています」。東野も「優勝した去年のことは覚えています」と優勝を飾った昨年大会を揃って挙げた。今後に向けては「沢山の応援が力になりましたし、今日だけじゃなく、これまで沢山応援してくださったお陰でここまでいい成績が残せたと思っていますので、まだまだお互い競技人生は続くと思うので、応援していただけたら幸いです」と渡辺が話すと、東野も「まだまだ競技生活は続くので、それぞれの道で応援してくれたらうれしいです」と語った。(THE ANSWER編集部)

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