「目の付け所そこですか…」 大谷翔平の劇的40号を痛恨落球、頭抱えたファンを称えた人物に反響

本拠地レイズ戦でサヨナラの40号満塁弾を放ったドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■サヨナラ満塁弾で史上最速の40-40を達成

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、本拠地レイズ戦に「1番・DH」で先発出場し、9回の第5打席でサヨナラの40号満塁弾を放った。日本人初、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁を劇的に達成。チームを7-3の勝利に導いた。ドジャースファンが歓喜に包まれる中、頭を抱えてしまった男性の姿に元プロ野球選手が「#気持ちわかるよ」と反応した。

　歴史的、劇的な満塁弾が右中間席に届いた瞬間だ。球場が歓喜に包まれる中、40号の着弾地点で一人の男性ファンが頭を抱えていた。それもそのはず。用意していたグラブで捕球を試み、ボールを掴んだかに思われたものの、まさかの落球。無情にもグラウンドに転がった。

　このシーンに注目したのがプロ野球・西武などで活躍し、2008年北京五輪に出場したG.G.佐藤氏。北京五輪の準決勝、3位決定戦のレフトの守備で痛恨の落球を経験した同氏は、Xで「グローブに入ってるからGGよりすごい！　緊張するよね」と自虐的につづった。さらにハッシュタグをつけ「#気持ちわかるよ　#落とし物　#落球」と共感を示した。同氏だからこそできる“称賛”だった。

　ファンからは「目の付け所がそこですか…」「お客さんの話かい」「GGさんと言えばやっぱりそこに目が行くんですね」「なんという言葉の重みと強さよ」と笑撃を受けたコメントが寄せられた。

　大谷のサヨナラ満塁弾でチームは7-3で勝利。大谷はこの日40個目の盗塁も決めており、日本人初、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁を史上最速で達成。本拠地を大熱狂させた。（THE ANSWER編集部）