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亀田和毅が3階級制覇を射程「十分チャンスある」 王者と過去にスパーで対峙「技術ないから…」

THE ANSWER / 2024年8月26日 12時20分

指名挑戦権獲得から一夜明け、会見した亀田和毅【写真:亀田プロモーション提供】

■亀田和毅が一夜明け会見

 ボクシングのIBF世界フェザー級3位・亀田和毅(TMK)が25日、同級指名挑戦権の獲得から一夜明け、大阪市内のジムで会見した。前夜は「3150×LUSHBOMU vol.1」(大阪・大和アリーナ)のメインイベントで、同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)に2-1の判定勝ち。3階級制覇を懸けた次戦に向けて早くも練習をスタートした。

 前夜は和毅が5回にダウンを奪ったが、2-1の判定勝利。試合後の会見では判定に不満を語る部分もあったが、この日はなかった。「全体的な内容としては悪くなかったと思う。でも、コンビネーションの細かい部分とか、駆け引きとか、最後にパンチをまとめる部分は、もう少し丁寧にやるべきやったと思う」とし、こう振り返った。

「あの展開のまま普通に倒していたら、俺は勘違いしていた。世界戦になったら、もっとタフな展開になる。ほんまに良い勉強になりました。前回と今回、ドラミニと2回戦って、今回の試合でドラミニに対する気持ちが変わった。ディフェンスの技術とか、他にも高度なテクニックとか、ドラミニから学べるものがありました。この試合に向けて強くなることもできたので、ドラミニには本当に感謝したい」

 IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)への指名挑戦権を獲得。「レオとは2021年の10月、(米国)ラスベガスで合宿していた際に6ラウンドと4ラウンドの2回スパーリングをした。レオはパンチがあるし、手数も出してくる。メキシコ系アメリカ人のイメージ通り、前に出てきて手数が多いイメージ。今までメキシコ系の選手とスパーリングも試合もたくさんしているから自分は好きなタイプ。レオのタフさはドラミニと同じくらい、パンチはあるけど、テクニックはないから十分チャンスはあると思う」と自信を見せた。

 王者の指名試合の期限は2月10日という。レオが他団体王者との統一戦をしない限り、IBFからレオ陣営と和毅陣営に交渉指令が出る。父・史郎トレーナーは「5ラウンドのダウンの次の回、俺は(KOを)決めに行くように指示したんやけど、和毅が勝手に休みよった」と笑い、今後に向けてこう語った。

「俺とのコンビでファイタースタイルに変えて昨日で2戦目。和毅はまだまだ伸びしろがある。次がデビュー3戦目。でも、休んでたらあかん。また取り戻すのに時間がかかるし、もっともっとパワーアップして、相手を追い詰めてレフェリーに止めてもらえるくらいにならんと」「今の和毅は休んでる暇はないねん。スタミナ、パワーをつける練習をずっと続けないとあかん。和毅は止まったら終わる。マグロと一緒や。“和毅はマグロ”って書いとって」と独特な“史郎節”を炸裂させた。

 会見後には、総重量15キロのパワーアップ用のスーツを着て練習開始。亀田流のパワーアップトレーニングで汗を流した。目標とする3階級制覇へ、和毅が激戦の疲れも見せず試合翌日から始動した。(THE ANSWER編集部)

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