五輪スポクラで波紋呼んだ第1課題「高いな、と思ったけど…」 森秋彩が言及、大御所は感心

スポーツクライミングの森秋彩【写真：ロイター】

■パリ五輪

　パリ五輪スポーツクライミング女子複合で4位となった森秋彩が、27日放送の「踊る！さんま御殿！！」（日本テレビ系）に出演。決勝のボルダー第1課題で高い位置にあった最初のホールドを掴めず、0点となった事が響いてメダルを逃したが、番組内で本人は全く言い訳しなかった。

　帰国後即のテレビ出演となった森。「昨日連絡が来て、さんまさんにも会えるみたいだし……」と語り、MCの明石家さんまを喜ばせた。

　パリ五輪で決勝に進んだ森。8人の選手のうち、最低身長の154センチだったが、ボルダーの第1課題で高い位置にあった最初のホールドを掴めず0点に。結局7位と出遅れ、得意のリードで1位と巻き返したが、表彰台にあと一歩届かなかった。

　ボルダー第1課題で何度も助走をつけて壁に走ったが、どうしてもホールドに届かなかった。まさかの0ポイントには海外メディアも疑問の声を取り上げるなど注目されたが、森は番組内でこの話題について「高いな、と思ったんですけど、でも自分の脚力とかあれば（行けると）。自分の実力不足です」と言い訳しなかった。さんまは「ぼやいてもいいねんけどな。世界のルールやもんな」と感心していた。（THE ANSWER編集部）