選手村から30分のはずが…エアコンなし密閉空間で2時間の災難、五輪直前に瀬戸大也を襲った出来事

競泳男子日本代表の瀬戸大也【写真：ロイター】

■パリ五輪でのバス移動について言及

　パリ五輪の競泳男子日本代表・瀬戸大也が27日放送の「踊る！さんま御殿！！」（日本テレビ系）に出演。選手村から会場へのバス移動で“災難”にあっていたことを明かした。

　開村の時期から選手村入りしていた瀬戸。五輪が開幕する前の出来事として「聞いていたのは選手村からプールまでバスで30分だったが、2時間かかった」と説明した。道が混んでいたわけではなく、バスが「ぐるぐるし始めた」のだという。「ボランティアさんが多分行先を聞いていなくて。細い道行っちゃう、曲がれないの無限ループ」と混乱が生じていたようだ。

　車中の状況も過酷だったそうで「一番きつかったのが、エアコンなしなんですよ。プラス、テロ対策か何かで、窓を開けるなとテープを貼られてしまって。席数がめっちゃ少なくて、皆床に座っているので、皆腰が痛そうにして。さすがに、ちょっときつかった」と説明。しかし、「大会が始まるころには運転手さんたちが皆慣れてくれた」のだという。

　4年に一度の大舞台だが、どの大会でもトラブルはつきもの。瀬戸は、「イライラしたりする選手やコーチ陣もいるけれど、いかにイライラせずに。そこの勝負なので、心を広く行くしかない」と、精神力の強さも重要であることを強調していた。（THE ANSWER編集部）