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“空気を読んだ”大谷翔平の衝撃42号 ベタ過ぎるシナリオに米実況「ハリウッドも却下する」

THE ANSWER / 2024年8月29日 12時10分

第1打席で先頭打者弾となる42号ソロを放ったドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

■本拠地オリオールズ戦に「1番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地オリオールズ戦に「1番・DH」で出場し、初回の第1打席で先頭打者弾となる42号ソロを放った。自身のボブルヘッド配布日で愛犬デコピンが始球式を行った特別な日の一撃が、地元放送局も唖然とさせている。

 カウント1-2からの5球目、今季12勝を挙げるエース右腕バーンズの外角のスライダーに反応した大谷は体勢を崩しながら、最後は右手一本でバットを振るようにして右翼席に運んだ。打球速度時速102.2マイル(約164.5キロ)、飛距離391フィート(約120メートル)の一撃。この日の“主役”が見せた超絶パフォーマンスにドジャースファンはいきなり盛り上がった。

 米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めたジョー・デービス氏は「ライトへ、アンソニー・サンタンダーが下がる…ショウヘイ・オオタニ! この場を読んで、ホームランだ!」と絶叫すると、しばし沈黙。その後「ハリウッドよ、プロデューサーはオオタニのストーリーがあまりにも信じられないものだから何度も却下するだろう」と言葉を続けた。

 誰もが期待した“主役”の本塁打をいきなり実現させた大谷。解説を務めた通算204勝右腕のオーレル・ハーシュハイザー氏も「フルスイングで本当に強く打った。最高のスイングではなかった。でも、やってくれたよ。ドジャースとして彼の最高の瞬間の1つだった」と称賛した。

 この日は「ショウヘイ・オオタニ ボブルヘッド」として開催され、大谷&デコピンのボブルヘッド人形が先着4万人の来場者に配布された。始球式のマウンドにはデコピンが登場。捕手役の大谷の元にボールを届ける大役をこなし、球場を盛り上げていた。(THE ANSWER編集部)

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