大谷翔平に“右手一本”で42号被弾 敵エースが反省「たった1度のミスがオオタニに…」

42号を放ったドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■本拠地オリオールズ戦に「1番・DH」で出場

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地オリオールズ戦に「1番・DH」で出場。42号を含む4打数2安打1打点、1本塁打2盗塁で42本塁打42盗塁を達成した。

　大谷は初回に相手エースの右腕コービン・バーンズから先頭打者本塁打となる42号を放った。最後は右手一本でバットを振るようにした一撃は右翼席に飛び込んでいった。さらに3回、5回にはそれぞれ盗塁を決め、史上2人目となる「42本塁打、42盗塁（42-42）」も達成した。

　オリオールズ本拠地の米メリーランド州地元局「MASN」は試合後、バーンズがロッカールームで取材に応える様子を中継。強力ドジャース打線について「ミスができない。初回のたった1度のミスはオオタニに対してだった」と回顧。「タフな打線だから良い球を投げないとね」と反省していた。

　この日は「ショウヘイ・オオタニ　ボブルヘッド」として開催され、大谷＆デコピンのボブルヘッド人形が先着4万人の来場者に配布された。始球式のマウンドにはデコピンが登場。捕手役の大谷の元にボールを届ける大役をこなし、球場を盛り上げていた。（THE ANSWER編集部）