「知らなかった」“夢”に終わった侍ジャパン 大谷翔平が共闘を希望した選手に米ファンも興味津々

ドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■2023年WBC侍ジャパンへ勧誘も資格満たせず

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手から日本代表「侍ジャパン」に勧誘された米選手が当時を振り返った。2023年ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で共闘を希望していたようで、米ファンの間で「知らなかった」「侍ジャパンには必要だ」など、話題を呼んでいる。

　大谷から勧誘を受けたのはガーディアンズのスティーブン・クワンだった。広角に打ち分ける打撃が持ち味で“リトルイチロー”とも称される外野手は、母方の祖父母が山形出身の日系アメリカ人。侍ジャパン関係者が接触を図ったものの資格を満たせず、代表入りは叶わなかった。

　MLB公式Xは、クワンが当時を振り返るインタビューを公開。動画内で大谷から勧誘を受けていたか問われ「これは事実だよ。100％本当のこと」と答えた。「僕は、有名人に夢中な人みたいになって……本当にクールだった」と語り、「もしまたチャンスがあるなら、次は喜んで引き受けるよ」と今後に意欲を見せていた。

　“幻”となったクワンの侍ジャパン入りには、米ファンも興味津々の様子。「いいやつだな」「これはクレイジーだ！」「最高のインタビューだ」「ワオ、本当に最高だ！　オオタニがクワンの大ファンだなんて知らなかった」「そうだ、侍ジャパンにはスティーブン・クワンが必要だ」などの声が上げられていた。（THE ANSWER編集部）