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走りまくる大谷翔平、後を打つベッツが明かす“戸惑い” 大記録の裏側「わからないんだ。盗塁するからね…」

THE ANSWER / 2024年9月3日 10時33分

敵地ダイヤモンドバックス戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■史上初「44-46」を記録した裏側

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で3つの盗塁を成功させ、史上初の「44本塁打44盗塁」を記録しただけでなく「44-46」まで数字を伸ばした。前人未到の「50-50」が見えてくる中、大谷の後を打つムーキー・ベッツがある「戸惑い」を明かしている。

 ベッツは米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」が公式YouTubeで公開している番組「On Base with Mookie Betts」で司会を務めている。ゲストとして登場したドジャース右腕のジャック・フラハティにベッツは「オオタニは50-50を達成すると思う?」と問いかけ、2人は「達成するよ(笑)」と意見が一致した。

 その根拠としてベッツは「多分毎試合プレーしてるから気づかなかったんだけど、毎試合彼は1本塁打と1盗塁してるよね」と大谷の異常なペースを語り、フラハティは「信じられないことだよ。今までもハイライトを見たり聞いたりはしてたんだけど、ここ(ドジャース)に来てから、毎試合実際に見ていると……。彼は達成するよ」と応じている。

 また怪我からの復帰後、大谷の後の2番を打つベッツは、ある悩みを告白。「僕が2番を打っているとき、振るべきかどうかもわからないんだ。なぜなら彼は盗塁するからね。だから、じゃあ盗塁させようって」と笑いながら口にしている。

 この日の試合でも、大谷は4回に四球で出塁するとベッツの打席で二盗。今季44個目の盗塁で「44-44」に到達した。さらに7回には右前打で出塁後、二盗、三盗を立て続けに決め今季46盗塁。ベッツの“苦悩”は、当面続きそうだ。(THE ANSWER編集部)

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