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大谷敬遠に次打者ベッツ「いいぜ、それがお望みなら…」 “怒りの一発”は8年ぶりの状況で誕生

THE ANSWER / 2024年9月4日 17時57分

エンゼルス戦、3ランHRを放ったムーキー・ベッツと出迎える大谷翔平【写真:Getty Images】

■ベッツのダメ押し3ランでドジャースが勝利

 米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地エンゼルス戦に6-2で勝利した。延長10回には「1番・DH」で出場していた大谷翔平投手が申告敬遠で勝負を避けられると、続く2番ムーキー・ベッツ内野手が左翼席へダメ押しとなる15号3ランを放った。ベッツは試合後のインタビューで、大谷の敬遠策に対し、「いいぜ。それがそっちのお望みなら……」という気持ちで打席に立ったことを明かしている。

 試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、試合後のベッツのインタビュー動画を公開。レポーターのキルステン・ワトソンさんから「打席では何を考えていましたか?」と問われたベッツは、「あっという間でよく覚えてないけれど、いい球を待っていたら真ん中高めの球が来て、いいスイングができたね」と自賛した。

 続けて「感情を露わに、興奮しながらベースを回っていましたが、どういう気持ちだったのですか?」という質問には「頻繁に起きることではないから、頭が真っ白になって覚えていないけど」と前置きしたうえで、「ショウ(大谷)を歩かせて僕と勝負するとなったから、『いいぜ。それがそっちのお望みなら……』という気持ちになって……。幸運にも上手く打てたよ」と、振り返っている。

 同局によると、ベッツの前を打つ打者が敬遠されたのは、レッドソックス時代の2016年以来で、8年ぶり通算3度目のこと。滅多に訪れない場面が、強打者の心に火をつけたようだ。(THE ANSWER編集部)

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