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大谷50-50達成なら「MVPではないと言うのはやめろ」 DH専任でも米識者断言「ジャッジを含めても最高だ」

THE ANSWER / 2024年9月5日 21時3分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■米識者がMVP争いで持論

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、今季ここまで44本塁打、46盗塁をマーク。史上6人目となる年間「40本塁打、40盗塁(40-40)」を達成し、前人未到の「50-50」を射程圏内としている。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、ナ・リーグのMVP争いに言及し、「オオタニが50-50を達成すれば、ナ・リーグMVPではないなどと言うのはやめろ」と持論を展開している。

 バーランダー氏は自身のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」の中で、大谷とMVP候補としてたびたび名前があがるメッツのフランシスコ・リンドーア内野手を比較。リンドーアが遊撃手としてプレーしていることに「DHと比較してポジションの優位性」があることは認めているものの、「攻撃面で見ればこの争いは接戦ですらない。安打、本塁打、打点、盗塁、打率、出塁率、長打率、OPS、OPS+、このすべてのカテゴリーでリードしている」と、驚異的なスタッツを残す大谷に軍配をあげた。

 リンドーアは打率.274、30本、84打点、26盗塁と好成績を残しているが、いずれも大谷はこれを上回る。バーランダー氏は「オオタニは史上初となる年間『50-50』ペースにある。ショウヘイ・オオタニが『50-50』を達成したら、ナ・リーグMVPではないなどと言うのはやめろ。彼は現在、攻撃面で最高のシーズンを過ごしているとさえ言おうじゃないか」と断言した。

 更には「アーロン・ジャッジを含めても、だ。私なら63本塁打より、『50-50』の方を取るね」と続けた。その理由について「アーロン・ジャッジは今、自身の記録更新ペースではない。彼が63本塁打、打率.330、OPS1.200を記録したとしても、OPS1.000と高い打率をマークするオオタニのシーズンの方が良い」と述べたバーランダー氏は、「ショウヘイ・オオタニは満票でナ・リーグMVPだ。そして今季、MLBの中で攻撃面で最高のシーズンを過ごしている」と、大谷のMVPに太鼓判を押していた。(THE ANSWER編集部)

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