既に5勝、今季主役の21歳竹田麗央が自己ベストタイ「64」好発進 気温31℃に苦戦も「95点くらい」

ソニー 日本女子プロゴルフ選手権の初日でプレーした竹田麗央【写真：Getty Images】

■ソニー日本女子プロゴルフ選手権

　女子ゴルフの国内メジャー・ソニー日本女子プロゴルフ選手権は5日、沖縄・かねひで喜瀬CC（6670ヤード、パー72）で初日が行われ、竹田麗央（りお・ヤマエグループHD）が8バーディー、ノーボギーの64で回り、8アンダーの暫定首位と好スタートを切った。女子メジャーでは初となる沖縄開催。「後半は本当に暑く……」と集中力の維持に苦しみつつも、ロケットスタートに「95点くらい」と自己評価した。

　竹田はインスタートの前半、10番パー4でバーディーを奪って好スタートを切ると、12番パー5でもスコアを1つ伸ばした。14番からは3連続バーディー。18番パー5でも奥のカラーから1.5メートルの第4打を沈め、前半だけで6バーディーを挙げた。「ティーショットも良くて、セカンドショットもついたところはついた。長いパットも決まったので、すごく良かった」と初日を振り返った。

　後半は5番、8番でバーディーを奪取。ボギーなしの8アンダーと圧巻のプレーだったが、気温31.2℃も計測したラウンドで「後半は本当に暑く、なかなか集中力が続かなくてバーディーも来なかった」と苦戦した様子。「明日は午後でもうちょっと暑いと思うので、今日はしっかり休んで、氷のうとかを上手く使って回りたい」と課題を口にした。

　64は自己ベストタイ。「最後バーディーをとれなかったのが残念です」と更新を逃したことを悔やんだ。初日の自己評価は「95点くらい」と採点した。

　前週のゴルフ5レディスで今季5勝目を挙げた21歳。今年4月のKKT杯バンテリンレディスでツアー初優勝を挙げてから勝利を積み重ね、年間のメルセデス・ランキングも首位と今季の主役になっている。2戦連続優勝、メジャー初制覇に向け「本当に良いスタートが切れたと思うので、また明日からも気を引き締めて頑張りたい」と胸を張った。（THE ANSWER編集部）