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女子ゴルフでドクターストップ寸前 痛みで感覚なしでも「棄権するつもりなかった」神谷そらの闘い

THE ANSWER / 2024年9月6日 18時18分

ソニー 日本女子プロゴルフ選手権の第2日で左腕を氷嚢で冷やす神谷そら【写真:Getty Images】

■ソニー日本女子プロゴルフ選手権

 女子ゴルフの国内メジャー・ソニー日本女子プロゴルフ選手権は6日、沖縄・かねひで喜瀬CC(6670ヤード、パー72)で2日目が行われた。昨年大会優勝の神谷そら(郵船ロジスティクス)は3バーディー、1ボギーの70とスコアを伸ばしたものの、通算イーブンパーで1打及ばず予選落ちとなった。痛めた左腕をケアしながら懸命のプレー。“ドクターストップ”寸前だったものの、ディフェンディングチャンピオンとして「充実した2日間」を完走した。

 限界は超えていたようだった。後半に入ってからはショットを放ったらすぐに氷のうで左腕をアイシングしながらのプレーだった神谷。そんな中でも16番ではバーディーを奪い、イーブンパーにまで戻した。カットラインまであと1打。最終18番ではティーショットを右に曲げながらも、ラフの傾斜でボールが跳ね返り、フェアウェーに戻ってくる幸運もあった。しかし、第2打を左に曲げると、3オン後のバーディーパットが決まらず、大会を去ることとなった。

 ホールアウト後、神谷は痛めた場所が左肘であることを明かし、医師の診断では「肘に水がたまった」という状態。初日を終えた後に「近くの病院に行って痛み止めの薬をもらって、ごまかしながらという感じ」だったというが「痛み自体はスタート前からあって、後半に入ったくらいで時間的に薬が切れ始めるころなので、という感じでした」というプレーだった。

 病院では「先生はたぶんやめたほうがいいという考えだったと思う」とドクターストップ寸前。それでも神谷は「棄権するつもりもなかったですし、ラウンド中も親は“もうさすがに…”という感じだったけど、途中では辞めたくないと思って」と最後までプレーをすることを選択した。「利き腕」の感覚はない状態だったというが「ショットのほうが痛いけどアプローチ、パターのほうが感覚が大事なので」と最後まで諦めなかった。

 昨年大会優勝ということもあり、今季5勝の竹田麗央、海外メジャー制覇の古江彩佳と2日間同組というペアリング。神谷は「会場は違えどディフェンディング(チャンピオン)として迎えて、組み合わせも素晴らしい中に入れさせてもらって、いろいろ学ぶことだらけで、すごく充実した2日間だったと思います」と今大会を振り返った。(THE ANSWER編集部)

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