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大谷翔平、前人未踏「50-50」達成の可能性は? 米データサイトが分析して大予想「見に行くなら…」

THE ANSWER / 2024年9月7日 6時13分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■米データサイト「ファングラフス」が弾き出した偉業達成の可能性は

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁に史上最速で到達した。5日時点で44本塁打、46盗塁まで伸ばしており、前人未踏の「50-50」も射程圏内。残り22試合、偉業達成の可能性はどれだけあるか? また、達成するならいつか? 米データサイトが分析している。

 9月に入り、レギュラーシーズンも最終盤。米国でも大きな注目を集めるのが、大谷が挑む「50本塁打50盗塁」の偉業だ。米データサイト「ファングラフス」はベン・クレメンス氏著の「ショウヘイ・オオタニは50-50に届くか? だとすればいつか?」と題する記事を掲載。様々な要素を考慮に入れた計算式を用いて、「50-50」達成の可能性と達成日の有力候補を弾き出した。

 2022年、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がア・リーグ記録を更新する62本塁打を放った際にも同様の計算をしていたクレメンス氏。「総じてかなりうまくいった」という当時のメソッドをベースにしつつ、複数の修正を加えて分析した。残り22試合で対戦する相手の投手力、球場の特性なども考慮に入れ、1試合ごとに達成可能性を割り出した。

 結果、シーズン最終戦までに「50-50」に到達する可能性は55.6%。最終的に50本塁打、51盗塁で終えると推計された。日ごとの確率で一番高かったのは28日(日本時間29日)の敵地ロッキーズ戦。最後の3連戦の初戦で、「連戦1つだけ見に行くなら、ここにすべき」と“Xデー”の最有力として推している。一方、20日(同21日)から始まる本拠地6連戦でも十分達成の可能性があるとも強調した。

 注意点として、確率はすぐに変わると同氏は指摘。大谷が6日(同7日)の本拠地ガーディアンズ戦で本塁打と盗塁の両方を決めれば、可能性は一気に70%台中盤まで跳ね上がるという。未来を完璧に見通せるわけではなく、あくまで「大まかなアイデア」と断りつつ、前人未踏の偉業が「いつになるか本当に知りたいし、楽しみのためにそれを正確に示すのは私の得意分野だ」と締めくくっている。(THE ANSWER編集部)

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