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大谷45号、被打率.045“左キラー”を粉砕の126m弾 米金メダリスト衝撃「とてもタフな球だった」

THE ANSWER / 2024年9月7日 13時47分

ガーディアンズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■本拠地ガーディアンズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場。6回に今季45号ソロを放ち、メジャー史上初の年間45本塁打、45盗塁(45-45)をマークした。相手投手は左打者に強いマシュー・ボイドだったが、米国の解説者はこれを打ち返した大谷に衝撃を受けている。

 6回1死走者なしの第3打席。相手先発の左腕ボイドが投じた真ん中付近の速球を打ち返した。打球は中越えの45号ソロに。1-2と追い上げる追撃の一発は、飛距離413フィート(約126メートル)、打球速度111.2マイル(約178.9キロ)の豪快弾だった。

 大谷は今季すでに46盗塁をマーク。史上6人目の「40-40」を達成していたが、これで史上初の「45-45」となった。この日、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では女子ソフトボールで北京五輪金メダルに輝いているジェシカ・メンドーサ氏が解説を務めたが、「印象的なのは、前の打席でスライダーに対して対応できていなかったのに、その後、打てる球を見つけシンカーを捉えたこと。彼が適応能力を見せた」と大谷を称えていた。

 ボイドは試合前まで、左打者に対して16打数1安打、被打率.063とめっぽう強かった。この試合も大谷の本塁打まで左打者3人に対し6の0と抑え込み、その被打率は.045まで下がっていた。メンドーサ氏は「彼(大谷)は左打者を圧倒している相手にそれをやった。とてもタフな球だった」と、困難な相手から打った45号であると説明していた。(THE ANSWER編集部)

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