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井上尚弥はバンタム級でも「小さいと思った」 3階級上デービス戦を期待する声にバトラーが疑問「デカすぎるだろ」

THE ANSWER / 2024年9月9日 7時13分

世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:中戸川知世】

■ポール・バトラーが言及

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と3階級上の世界王者の対戦を熱望する声に、井上と対戦経験のある元世界王者が疑問を呈している。

 英ボクシング専門メディア「セカンズ・アウト」の公式YouTubeに登場したのは元WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国)だった。2022年に井上と対戦し、11回KO負けした35歳。米国を中心に、WBA世界ライト級王者ガーボンタ・デービス(米国)と井上の対戦を望む声もあるが、バトラーは「なぜなんだ?」と理解に苦しんでいた。

“タンク”の愛称で高い人気を誇るデービス。30勝(28KO)無敗の3階級制覇王者で、現在は井上のスーパーバンタム級から3階級上のライト級の王座についている。井上、デービスともに無敗で、高いKO率を誇る事から、海外では“夢の対戦”に期待するファンもいる。

 バトラーは「(デービスは)巨大だぞ。明らかにデカすぎるだろ」と体格差を指摘。「例えば、フェイスオフや計量で俺がイノウエの隣に立った時『小さいな。どうやって相手をあんな風に撃退しているんだ?』って頭の中で思っていたんだ」と実際に井上と対峙した際の印象を説明した。

 デービス自身も5月に英専門誌「ボクシング・ニュース」のYouTubeチャンネルで「対戦するところはあまり想像できない」と井上との対戦について語っており、階級差を考えても現実的とは言えない。バトラーも「デービスの隣に(井上が)立つのを想像してみろ。フェザー級でさえ、デカいやつはいるんだから」と強調していた。(THE ANSWER編集部)

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