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13年組んだワタガシ解散、結婚、28歳で種目転向…バド東野有紗の新たな挑戦「4年間、死ぬ気で」

THE ANSWER / 2024年9月9日 6時43分

全日本社会人バドミントン選手権大会に出場した東野有紗(手前)、櫻本絢子ペア【写真:編集部】

■全日本社会人バドミントン選手権

 バドミントンの全日本社会人選手権は8日、鳥取市民体育館などで2日目が行われた。パリ五輪混合ダブルスの銅メダリスト・東野有紗は、女子ダブルスに転向。初めてペアを組む櫻本絢子と出場し、2、3回戦でともにストレート勝ちを収めた。2大会連続の五輪メダル獲得から約1か月。新たなスタートとなった試合後、4年後のロス五輪への思いを明かした。

 初戦をストレート勝ちした東野と櫻本は3回戦で三輪音巴、佐藤茅穂組と対戦した。第1ゲーム(G)は中盤に3連続得点を奪うなど、危なげなく先取。東野がラインぎりぎりに落としたショットにはギャラリーがどよめいた。練習期間は約10日という2人だが、第2Gでは相手の得点を6点に抑えて圧倒。東野は「今大会をすごく楽しみにしていた。試合を重ねるごとにプレーが良くなっている」と充実感を漂わせた。

 パリ五輪の混合ダブルスで、渡辺勇大との“ワタガシ”ペアで銅メダルを獲得。中学時代から13年ともにプレーしていたが、大会後の8月16日にペア解消を発表。28歳で女子ダブルスに転向した。結成を持ち掛けた1歳上の先輩・櫻本は「年齢の言い訳は作りたくない。パリオリンピックを見て、この舞台に立ってみたいという気持ちが強かった」と説明。もともと仲が良かった2人で新しい挑戦を始めた。

「女子ダブルスは練習内容も全く違って難しい」と東野。それでも「女子ダブルスでもオリンピックを目指したいという思いがあった。この年で種目を転向するのは大変だし、覚悟のいることだったけど、新しい挑戦にワクワクしている。4年間、死ぬ気で頑張りたい」とロスに向けて強い決意を口にした。

 ワタガシペアで臨んだ8月のダイハツジャパンオープンでは、同23日の準々決勝でヤン・ポシュアン、フ・リンファン(台湾)組に9-21、17-21でストレート負け。これが最後の試合になった。それからわずか16日で迎えた大会だった。同28日に元バドミントン選手でコーチを務めていた五十嵐優氏との結婚を発表したが、今大会は「東野」で出場する。ペアの呼び方については「呼びやすいのを決めてください」と笑顔でお任せしていた。(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)

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