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敵側も呆れ笑い「煙が出るほど」 大谷46号は188キロ弾、実況席「間違いなく球場を飛び出した」

THE ANSWER / 2024年9月9日 7時12分

本拠地ガーディアンズ戦で46号ソロを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■自身のシーズン最多打点も更新するメモリアル弾

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発し、5回に2試合ぶりの46号ソロ。伸ばし続けている史上初の記録を「46本塁打&46盗塁」とした。敵地の実況席は、打球の異次元ぶりに困惑。「球場を飛び出していった」「煙が出るほど」と、驚きの言葉を並べている。

 大谷は初回の打席が左飛、3回が中前打。5回1死でこの日3度目の打席に立つと、右腕ビービーの2球目、高めチェンジアップを豪快に引っ張り、雄大な打球を右翼ポール際へ運んだ。飛距離450フィート(約137メートル)という特大弾。ポールを巻くようにスタンドへ舞い降りた打球が、審判の確認で改めて本塁打と判定されると、ベンチに座っていた大谷は両手を突き上げるガッツポーズを見せた。

 さらに打球速度も時速116.7マイル(約187.8キロ)という“爆速”で、これに驚いているのがガーディアンズの地元局。「バリー・スポーツ・グレート・レイク」の放送席だ。

 実況のマット・アンダーウッド氏が「いった。わずかにポールの内側だ。間違いなく球場を飛び出していった」と打球の雄大さを伝えると、解説のリック・マニング氏も「ファウルボールかと思ったよ。ポールを超えたと思ったからね(笑)煙が出るほどの剛速球だった、あれより強く打つことなんてできないよ」と驚きを隠せない様子だ。

 大谷はこの一発で今季46本塁打、101打点とした。本塁打は2021年にマークした自身のシーズン最多に並び、打点は同年の自己記録100打点を更新した。(THE ANSWER編集部)

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