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10人相手に逆転負け…中国サッカーに呆れ果てる専門家、監督批判「頭を使わない。言葉見つからない」

THE ANSWER / 2024年9月12日 6時13分

サッカー中国代表【写真:ロイター】

■FIFAワールドカップ2026アジア最終予選

 サッカーのFIFAワールドカップ2026北中米大会アジア最終予選は現地10日、中国がホームでサウジアラビアに1-2で敗れ、最終予選2連敗となった。初戦の日本戦に0-7で大敗した後、サウジアラビアには先制し、さらに相手が10人となる優位な展開からまさかの逆転負け。中国の著名な専門家は「もう言い訳も見つからない」と特に監督の采配に嘆きが止まらなかった。

 中国は前半14分に相手のオウンゴールで先制。さらにサウジアラビアのモハメド・カンノが接触プレーで倒れた後、中国選手の腹部付近を蹴ったことで同19分にレッドカード。退場処分で中国は数的優位に立った。ただ、同39分に追いつかれると、後半45分にCKからヘディングで叩き込まれて1-2で逆転負け。ホームの中国ファンも愕然とした様子を見せた

 中国公共放送「CCTV」の元スポーツ番組アナウンサーで、中国版SNS・ウェイボーでフォロワー1417万人を誇るサッカー解説者の韓喬生氏は「サウジアラビアチームの監督も、70分近く一人少ない状態で戦って勝てるとは思っていなかったことだろう」と皮肉を記し、こう続けた。

「はっきり言って、この試合、中国の選手は何も間違ってはいなかった。メンタル面でも、戦う姿勢にしても問題はなかった。ただ、それぞれのポジションにおける実力には確かに差はあった。それにしてもイバンコビッチ監督の対応、調整のリズムは遅すぎる! ひどすぎる! 懸命に挑む選手の足も力を失っていった」

 韓喬生氏はイバンコビッチ監督の采配を痛烈に批判。特に1-1の同点のシチュエーションについて「相手(サウジアラビア)の監督は同点の場合にどう調整すべきか分かっていた。ところが中国の監督はどうしたことか、相手の出方をただただ見ていた。サッカーのセオリーはいったいどこへ行ってしまったのだろう」と嘆いている。

 さらに「そればかりではない」とセットプレーに対する守備についても指摘。2失点はいずれもCKからだったが「いったいどういうことなのか。少しの防御力もないのだろうか。合宿で練習しなかったのだろうか。イバンコビッチ監督は何をしていたのだろう」と疑問をつづっている。

「もともとレベルに問題があるのに、監督も頭を使わないのだから、なんというか、もうちょっと言葉が見つからない」と嘆くしかない様子の韓喬生氏。「スコアだけみたら、前回日本に0-7で敗れたよりマシだと思うかもしれない。しかし実際に試合を見たら、とりわけ後半を見たら、前の試合とそれほど違わなかったことが分かるだろう。中国は先に1点入れたうえに、70分近くも1人多い人数で戦ったのだ。それにもかかわらず負けるとは、もう言い訳も見つからない」と呆れるばかりだった。(THE ANSWER編集部)

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