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バド世界6位の中西貴映&岩永鈴ペアが国内初V「逃げずに戦えた」 長身ペアの自負「経験で勝負」

THE ANSWER / 2024年9月12日 16時1分

バドミントン全日本社会人選手権、女子ダブルスで優勝した中西貴映、岩永鈴組【写真:編集部】

■全日本社会人バドミントン選手権

 バドミントンの全日本社会人選手権は11日、鳥取県民体育館で最終日が行われた。世界ランク6位の中西貴映、岩永鈴組は、今大会から女子ダブルスに転向したパリ五輪混合ダブルスの銅メダリスト・東野有紗と櫻本絢子のペアと決勝で対戦。2-0(21-17、21-17)で勝利し、初優勝を飾った。勢いに乗る強敵相手に積み重ねてきた経験で勝負。悲願の国内大会初タイトルを手に入れた。

 プレッシャーを跳ね除けての戴冠だ。序盤から相手を引き離して第1ゲーム(G)を先取。第2Gは競る展開も、中盤に連続得点を重ねた。優勝が決まった瞬間、両手を広げる中西に岩永が抱きついた。「優勝を目標にしていたのでほっとしている」と中西は安堵。岩永も「緊張してダメになる場面もあったけど、それを乗り越えて優勝できたことはよかった」と朗らかな表情を見せた。

 準決勝でフルゲームの熱戦を勝ち切り、迎えた決勝。相手の東野&櫻本ペアは準決勝まで全てストレート勝ちと勢いに乗る相手だったが、きっちり完勝した。中西は対策について「内緒です」とはにかみながらも「ペアとしての経験で勝負していくことが大事だと思って戦っていた」と世界ランク6位としての自負をにじませた。


優勝して喜ぶ中西、岩永組【写真:編集部】

 身長170センチの28歳・中西と身長166センチの25歳・岩永。BIPROGYの長身ペアは、8月のダイハツジャパンオープンでパリ五輪女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽、松山奈未組にも勝利し、4強入りを果たしている。

 ただ、国内大会での優勝経験はなかった。中西は「海外の試合に出たい気持ちもあって、この大会に目標を定めることは難しい部分もあった」と本音を明かす。それでも「試合を重ねていく中で勝たないといけないと思ったし、ここがチャンスだと思ってやり切れた。逃げずに戦えたことを評価したい」と納得の表情を浮かべた。

 次戦は17日に開幕する中国オープンに出場する。「グレードが高くて重要な大会になる。今大会の経験も生かして頑張りたい」。自信を手にした2人がさらなる高みを目指す。(THE ANSWER編集部)

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