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大谷翔平の適時打2本に指揮官感謝「本当に大きな安打」 9回打線爆発を呼び込む「ブレイクスルーだ」「存在感だけで相手監督は難しい」

THE ANSWER / 2024年9月16日 11時37分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■敵地ブレーブス戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打2打点、2三振だった。5、7回にともに右翼線への適時二塁打を放ち、9-2の連敗ストップに貢献。9回の打線爆発に繋がる活躍に、試合後のデーブ・ロバーツ監督は「本当に大きなヒット」「私たちはああいったブレイクスルーを必要としていた」と感謝した。

 2-2の9回2死三塁、ここまで適時打2本の大谷は申告敬遠に。しかし、続くベッツが意地の左前適時打を放ち、1点を勝ち越した。なおも一、二塁の好機から3番フリーマンも左前適時打。左翼手が後逸した間に一走のベッツも生還した。さらに4番テオスカー・ヘルナンデスが左中間に29号2ラン。勢いは止まらず、エドマン、マンシーの3者連続弾でこの回一挙7点を奪い、試合を決めた。

 8回まで投手戦となったが、大谷の2打点で勝利への望みを繋いだ展開。9回の打線爆発を呼び込んだ。試合後の会見ではベッツ、フリーマンを含めたMVPトリオが助けになるかという問いに、ロバーツ監督は「そうだね。彼らがスーパースターなのには理由がある。彼らが集団としても個人としても軌道に乗るように、と思ってやっている。才能があるからね」と納得顔。チームが持ちこたえる要因となった大谷の打撃を称えた。

「ショウヘイは今夜、私たちのために本当に大きなヒットを打ってくれた。最初の適時二塁打でさえもね。私たちはああいったブレイクスルーを必要としていた。彼の存在感だけで、相手監督の判断は難しくなる。ベースが空いている状況でムーキーと勝負することを選択するなどね」

 この日は3.5ゲーム差だった同地区2位のパドレスが勝ったため、ドジャースは負ければ地区優勝マジックが消滅するピンチだった。24日(同25日)から本拠地3連戦で直接対決を迎える。(THE ANSWER編集部)

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