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走りまくる大谷翔平の裏側で…ベッツの悩み「アドバイスをくれないか」 同じ境遇のスターに尋ねた“解決法”

THE ANSWER / 2024年9月16日 16時33分

大谷翔平【写真:ロイター】

■昨季73盗塁、アクーニャJr.の次を打つアルビーズに質問

 米大リーグ、ドジャースのムーキー・ベッツ外野手は、打線で1番の大谷翔平投手に続く2番に座る。大谷がここまで48盗塁を記録していることで、打席では様々な制約もかかる中、同じ境遇にいるスター選手に“悩み相談”をもちかけている。ブレーブスのオジー・アルビーズ内野手だ。こちらもロナルド・アクーニャJr.外野手という、スーパースターの後の2番が指定席。2人が語り合った中身とは――。

 米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」は公式YouTubeで、ベッツが司会を務める番組「On Base with Mookie Betts」を公開している。この中でゲストとして登場しているのがアルビーズだ。

 アルビーズは現在負傷者リスト(IL)入りしているものの、2番を打つことが多い選手。その前の1番に座るのは、昨季史上初の「40-70」(41本塁打、73盗塁)を記録したロナルド・アクーニャJr.外野手だ。

 ベッツが「僕ならショウヘイ、君だったらアクーニャのような素晴らしい選手が一緒のチームにいたら、この男は本当にすぐれていると認めるしかない。もはや『君は本当に素晴らしい、そのまま続けてくれ』って称賛しているぐらいだ」と、異次元の成績を残す大谷を称えるとアルビーズも「本当にそうだよ」と同意。「僕より優秀で、ただそれを受け入れるだけ。とにかくやってくれって」と、それぞれの前を打つ打者の豊かな才能には驚くしかないようだ。

 ただ、大谷やアクーニャJr.が盗塁を狙う時、打席に立っている2人は制約を受けることも出てくる。ベッツは「君はアクーニャの後ろで2番を打っている。僕はショウヘイが一塁にいると、彼が走るかもしれないから待たないといけないということを学んだんだ。このことについてアドバイスをくれないか」と相談を持ち掛けた。

 アルビーズはアクーニャJr.とのやり取りを「彼の場合は『1球目で走るよ。もし走らなくて、それがボールだったら、次の投球も待ってくれ』って。それで僕は『カウント1-1だろ。別にいいさ』といった感じ」と明かしている。盗塁を仕掛けるのなら、早いカウントから動くのが特徴で「彼はマジで1、2球で行くね。足が重い日があっても『彼ら(敵)は僕が走ると思って速球を投げる』って」。来る確率が高まった直球を狙い打てれば、好機は広がる。2人のコンビネーションが得点につながっていたようだ。(THE ANSWER編集部)

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