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大谷翔平の2打点演出した好走塁ロハスを指揮官大絶賛「彼は闘志をくれる」 打点王へ1差肉薄

THE ANSWER / 2024年9月17日 12時16分

好走塁で大谷の打点に貢献したドジャースのミゲル・ロハス写真:ロイター】

■大谷翔平が「1番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で4打数無安打、1四球2三振ながら2打点を積み上げた。4試合ぶりの48号本塁打はお預け。盗塁も48個のままとなったが、チームは9-0で2連勝した。大谷の打点に貢献したロハスの好走塁について、デーブ・ロバーツ監督は「彼は闘志をくれる」「野球を愛している」と評価した。

 ドジャースは3回に暴投で先制。5回には無死二塁からロハスが適時右前打を放ち、2点目を挙げた。なおも1死一、三塁で大谷の併殺崩れの間に追加点。7回1死満塁では、大谷のゴロを処理した二塁手が本塁に送球したが、三走ロハスが間一髪でセーフになった。野選で大谷は今季108打点に。打点王を争うブルワーズのアダメスに1点差だ。

 日本人では2004年松井秀喜に並ぶ歴代2位。大谷の2打点で生還したのはともにロハスだった。好走塁を見せ、試合後に会見したロバーツ監督は「彼は闘志を、ファイトをもたらしてくれている。彼は野球選手に私が求めているものを表してくれている」と大絶賛し、こう続けた。

「2ストライクでのアプローチにしろ、走塁にしろ、重要な場面で三盗したことにしろ、捕手から10フィートほど離れたボールでキケ(E・ヘルナンデス)が空振り三振に倒れたところで得点したことにしろ、申し分なかった。彼がどれだけ気を配っているか、野球を愛しているかを表している。8月、9月は苦しい時期も続くものだが、それを切り抜けるのは野球愛。彼は野球をプレーすることを愛している」

 米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」によると、4安打9得点は1906年以降、ドジャース史上2度目(2021年6月4日のブレーブス戦以来)という。全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者もXで「ドジャースは1901年以降、4安打以下で9得点以上を挙げた7度目のMLBチーム」と紹介した。ドジャースは17日(同18日)から敵地でマーリンズと3連戦を迎える。(THE ANSWER編集部)

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