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大谷翔平、悪球お構いなしの衝撃129m弾に「被弾投手も驚いているだろう」 ロバーツ監督も仰天「スペクタクルだ」

THE ANSWER / 2024年9月21日 14時11分

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:浜田洋平】

■本拠地ロッキーズ戦

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放ち、52個目の盗塁も成功させるなど、4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れ。デーブ・ロバーツ監督は「スペクタクルだ」と本塁打を称賛した。

 大谷は1-2の5回、2死二塁で迎えた第3打席、ロッキーズの左腕フリーランドから中越えに逆転2ランを放った。フルカウントから高めの速球を力負けしないスイングではじき返すと、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)という大飛球が中堅左のスタンドへ。場内は熱狂に包まれ「MVPコール」が鳴りやまなかった。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後、デーブ・ロバーツ監督の会見を中継。大谷について聞かれると、「彼は集中力を高めていると思う。今までそうしてこなかったというわけではないよ。ここ2試合の集中力は凄いね」と称賛。「ストライクゾーンの上に来たボールをスタジアムでも距離の長いエリアに弾き返せるのはスペクタクルだよ。ここ1週間の本塁打は、低めの球だったから、あの高めの球を打てるのは特に凄いよ」と脱帽していた。

 大谷がボールを振り抜いた位置について「ストライクゾーンの上だった。どれくらい高かったかは分からないけど、たぶんボールだったよね」と説明。「あの投球に合わせられるバットスピードを生み出せる能力。それに彼は今夜、あの位置への球はあまり投げられず、チェンジアップなどを低めに投げられていた。(被弾した)フリーランドも驚いていることだろう」と語った。

 大谷は7回に一塁線へのゴロを放った。一塁手が捕球しベースに入ろうとしたものの、快足でブチ抜きセーフに。内野安打としてみせた。ロバーツ監督は大谷のスピードを称賛し「重要なプレー、重要なヒットだったよ」と指摘。大活躍に満足げだった。(THE ANSWER編集部)

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