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直近の防6.52…投壊ドジャースに救世主か 16勝右腕が復帰間近、米メディア「PSで投げる可能性」

THE ANSWER / 2024年9月25日 5時33分

ドジャースのトニー・ゴンソリン投手【写真:Getty Images】

■昨季トミー・ジョン手術を行ったゴンソリン投手

 怪我人続出で投手陣が火の車となっている米大リーグ・ドジャースの救世主となるのか。2022年に16勝を挙げ、2023年9月に右腕のトミー・ジョン手術を行って戦列を離れていた30歳のトニー・ゴンソリン投手がマイナーリーグでのリハビリ登板で好投。米専門メディアは「ポストシーズンで投げる可能性がある」と早期復帰の可能性を報じている。

 ゴンソリンは現地21日、傘下3Aオクラホマシティー・ドジャースの一員として3度目となるリハビリのマウンドに上がった。球団公式ブログ「ドジャース・インサイダー」公式X(旧ツイッター)は「トニー・ゴンソリンのトリプルA、オクラホマシティ・ドジャースにおける最終成績:3回、被安打0、失点0、与四球1、6奪三振、45球、28ストライク」と好投したことを伝えた。

 専門メディア「ドジャース・ネーション」は「トニー・ゴンソリンはとある条件付きで、ポストシーズンで投げる可能性がある」との見出しで記事を掲載。デーブ・ロバーツ監督の「彼はよくなっている。だからこそより鍛え上げていく必要がある」「これがもしうまくいけば、彼がチームに加わるという会話がより現実的なものになると思う」「トニーの素晴らしいところは、彼が両方(先発とリリーフ)をこなしてきたことだ。どちらにもそれぞれの価値があると思う」といったコメントを紹介した。

 本文では「ドジャースは、たとえゴンソリンが火の中に放り込まれるとしても、使える全ての助けを必要としている。元オールスター投手は、レギュラーシーズン最終週に何らかの形でドジャースに復帰することを望んでいる。ゴンソリンが従来の先発で戻る可能性は低く、復帰した場合はブルペンに配置される可能性が高い」と起用法にまで言及している。

 さらに「ゴンソリンの復帰がロサンゼルスにとっては全てかもしれない。特に、二刀流のスーパースターであるショウヘイ・オオタニが10月に投球できないことを考慮するとなおさらだ。大谷はトミー・ジョン手術から12か月が経過しているが、いかなる状況でも投球できる状態ではないかもしれない」と大谷翔平投手の状況を指摘した上で、ゴンソリンが今後のドジャースのカギを握るという見方をしている。

 米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者は自身のXに「ドジャースの先発投手の直近12試合の成績–49回2/3、失点37、自責点36、防御率6.52」と投稿。投手陣が崩壊しているだけに、ゴンソリンの動向にはさらに注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)

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