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ゲーム差は「9→3」 怪我人続出ドジャースと9戦8勝パドレスは「全く対照的だ」 2勝でド軍V、3連敗で陥落の天王山

THE ANSWER / 2024年9月25日 6時13分

ドジャースの大谷翔平(左)とパドレスのジュリクソン・プロファー(右)【写真:ロイター】

■パドレスは球宴後メジャートップの40勝17敗

 米大リーグのドジャースは24日(日本時間25日)から本拠地ドジャースタジアムで同地区2位のパドレスとの3連戦を迎える。ナ・リーグ西地区首位を走ってきたドジャースだが、最大9.0あったゲーム差はいまや3.0。今季最後の首位攻防戦の結果次第では、一気に順位が入れ替わる状況だ。大逆転で2006年以来18年ぶりの地区優勝を目指すパドレスは、直近9戦8勝と波に乗っている。

 ともにレギュラーシーズン残り6試合で迎えるナ・リーグ西地区の首位攻防戦。首位ドジャースが93勝63敗、2位パドレスは90勝66敗でゲーム差はわずかに3.0だ。今季の直接対決はここまでパドレスの7勝3敗で、仮に最後の3連戦で全敗しても勝ち越しが決定している。同率で並んだ場合は直接対決の戦績で上回るチームが1位となるため、パドレスは3連勝すれば首位に立つことができる。

 MLB公式サイトは「ナ・リーグ西地区がかかる中、パドレスとドジャースがLAで対決」と題して2チームの状況を分析。「舞台は整った」と天王山の行方に注目している。記事によると、ドジャースは6月20日(同21日)時点で今季最大の9ゲーム差をつけて首位を独走していた。しかし、パドレスは球宴後メジャートップとなる40勝17敗の成績で猛追。直近9戦で8勝と勢いを増している。

 怪我人が続出しているドジャースに対し、パドレスの主要メンバーの中で現在負傷者リスト入りしているのはキム・ハソン内野手のみ。ダルビッシュ有投手、フェルナンド・タティスJr.外野手、ジョー・マスグローブ投手など、長期離脱していた主力も続々と復帰しており、記事はドジャースと「全く対照的だ」と強調している。

■先発ローテは絶好調、打線には首位打者と出塁率トップが存在

 象徴的なのは3連戦で登板が予定されている先発投手陣。パドレスはマイケル・キング、ディラン・シーズ、ジョー・マスグローブの3投手で、記事は「ハッキリ言って、現在パドレスの最高の3投手だ」としている。各投手の直近2試合の成績を合わせると、防御率は驚異の0.70。一方のドジャースは新人のランドン・ナック、防御率5.63のウォーカー・ビューラー両投手を起用せざるを得ない状況だ。

 パドレスの不安要素として挙げられるのが、守護神ロベルト・スアレス投手の不調。ここまで34セーブを挙げているが、直近7登板で7失点、防御率9.00と不安定な投球が続いている。しかし、トレード期限でタナー・スコット、ジェイソン・アダム両投手を獲得しており、記事は「それでも彼らは球界最高級のブルペンを持っている」と層の厚さをたたえている。

 打線も強力で、打率.318でリーグ首位打者のルイス・アラエス内野手、出塁率.385でリーグトップに立つジュリクソン・プロファー外野手、24本塁打、OPS.829で新人王の有力候補に挙げられるジャクソン・メリル外野手など強打者揃い。通算342本塁打のチームリーダー、マニー・マチャド内野手も29本塁打、104打点と勝負強い打撃を発揮している。

 一方のドジャースも大谷翔平投手が直近4試合で打率.778、OPS2.522、5本塁打、13打点、6盗塁と絶好調。22日(同23日)の本拠地ロッキーズ戦では、大谷とムーキー・ベッツ内野手の連続本塁打で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、勢いをつけている。3戦のうち2勝すればドジャースの直近12年で11度目の優勝が決定。パドレスが逆転優勝すれば2006年以来18年ぶりの栄冠となる。(THE ANSWER編集部)

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