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ロバーツ監督、56盗塁の大谷翔平に脱帽「驚きはない」 イチローに並び「いやぁ~いろんな記録を奪っていくな」

THE ANSWER / 2024年9月26日 15時15分

試合後に会見を行ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:浜田洋平】

■パドレス戦でイチローに並ぶ56盗塁

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発。2打席連続の勝ち越し打を放つなど3打数2安打2打点の活躍で、4-3で勝ったチームに貢献した。6回には二盗にも成功し、今季56盗塁に。2001年のイチローに並ぶ日本人最多記録となった。デーブ・ロバーツ監督は「驚くかって? 驚きはないよ」と記録について語った。

 勝負どころで大谷のバットが火を噴いた。まずはチームが2-2に追いついた4回2死一、二塁。今季ノーヒットノーランを達成している相手先発右腕のシースから右越えに貴重な勝ち越し打を放った。さらに3-3で迎えた6回2死一、二塁の場面。パドレスは左腕モレホーンをマウンドに送ったが、大谷はここで中前に決勝タイムリー。塁上で感情を露わにし、MVPコールも沸き起こった。

 さらに2001年、マリナーズ時代のイチローが記録した56盗塁に並ぶ二盗に成功。これで連続成功記録も「33」まで伸ばした。リーグトップの53本塁打と長打力を発揮しつつ、盗塁数でも日本人最多に。試合後、会見に出席したロバーツ監督は「驚くかって? 驚きはないよ」と冗談を飛ばして笑った。

「感銘を受けるよね。イチローはダイナミックな盗塁を得意としていたけど、いやぁ~、ショウヘイはいろんな記録を奪っていくな」と脱帽。沖縄出身のロバーツ監督は2006年、パドレス時代に49盗塁をマーク。日本出身としては歴代3位になったが「彼らほど才能のなかった私のような男が同じ会話に入れるのは嬉しいね」と謙遜していた。

 着席から上機嫌だったロバーツ監督は、大谷が6回に放った決勝打について「我々の士気をあげてくれた。最高の選手が感情を見せたプレーをすれば、全員がそれに続くものだ」と語った。(THE ANSWER編集部)

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